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2023年3月27日(月)

政令市長選での第一声

五輪招致きっぱり中止

札幌 きばた候補

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(写真)第一声を上げる、きばた候補=26日、札幌市

 札幌市長選が26日告示(4月9日投票)され、幅広い市民と日本共産党、新社会党が推す「いのち☆くらしが一番の会」の、きばた秀男氏(62)=新=が札幌駅前で第一声を上げました。秋元克広(67)=現=、高野馨(64)=新=両候補との三つどもえです。

 市長選の重大争点の一つである2030年の冬季五輪招致について、きばた候補は「招致をきっぱり中止し、使わなくなった税金は暮らしや福祉優先に切り替えていく」と表明。秋元候補は「五輪開催の意義は大きい」と招致に固執。元市幹部の高野候補は「住民投票で民意を確認する」とし、中止は明言しませんでした。

 日本共産党の紙智子参院議員、吉井健一新社会党札幌圏総支部委員長らが応援演説をしました。

子どものための施策を

相模原 たてべ候補

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(写真)第一声を上げる、たてべ候補=26日、相模原市中央区

 任期満了に伴う相模原市長選が26日告示(4月9日投票)され、「平和で豊かな相模原民主市政をつくる会」の、たてべ由美子氏(75)=無所属新・日本共産党推薦=が同市中央区で第一声を上げました。

 たてべ候補は「『住んでいて良かった。これからも住み続けたい』と言われる相模原にするために全力を尽くす」と決意を語りました。また、本村賢太郎市政のリニア中央新幹線新駅(同市緑区)建設に伴う周辺開発推進や、市民サービス・福祉施策削減を批判し「大型開発をやめ、子どもや高齢者のための施策に税金を使うべきだ」と主張しました。

 日本共産党の畑野君枝前衆院議員、相模原市議団が応援に駆け付けました。

浜岡原発再稼働に反対

静岡 鈴木候補

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(写真)第一声をあげる鈴木候補=26日、静岡市葵区

 静岡市長選が26日告示(4月9日投開票)され、日本共産党の新人、鈴木ちか候補(52)が葵区で雨の中、第一声をあげました。

 鈴木氏は、「不要・不急の大型ハコモノ優先から、くらし第一の市政に変えよう」と強調。リニア中央新幹線や浜岡原発再稼働にキッパリ反対し、市民の声をいかす市政への転換を訴え。海洋文化施設やアリーナ誘致を見直し、小中学校給食費ゼロなど子育て支援や防災対策、ジェンダー平等の実現を掲げ、岸田政権の大軍拡・大増税ストップを訴えています。

 出発式では井上哲士参院議員、鈴木せつ子県議が応援に駆け付けました。選挙戦は鈴木氏と元県議の山田誠氏(61)、元副知事の難波喬司氏(66)=自民、公明、立民、国民推薦=が立候補しました。

財界言いなり市政批判

浜松 しまだ候補

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(写真)決意表明をする、しまだ候補=26日、浜松市中区

 浜松市長選が26日告示(4月9日投票)され、「住みつづけたいまち浜松をつくるみんなの会」から西部地区労働組合連合元議長の、しまだ博氏(74)=無所属新、日本共産党推薦=が立候補しました。他に中野祐介氏(53)=無所属新、自民・公明両党推薦=が立候補しました。

 しまだ候補は、大企業・財界言いなりに補助金を出し、行政区再編を強行してきた市政を批判。政令市でトップクラスの豊かな財政力を、学校給食費無償化、バス・タクシー券復活などに使わせると強調。岸田政権の大軍拡を許さず、暮らしや平和を守る市政にさせると主張しました。

 日本共産党の、ひらが高成前県議・中区県議予定候補が、住民福祉の増進の逆を行く浜松市政を転換させる、と連帯あいさつしました。

軍備拡大への反対表明

広島 高見候補

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(写真)第一声を上げる高見候補=26日、広島市

 広島市長選が26日告示(4月9日投票)され、日本共産党公認の高見あつみ氏(70)=新、党県書記長=が広島市の原爆ドーム前で第一声を上げました。4期目を狙う現職で無所属の松井一実氏(70)=自民県連・公明県本部推薦=と大山宏氏(74)=新、無所属=との3人のたたかいです。

 高見候補は、大軍拡・大増税に突き進む岸田自公政権に抗議の声を上げない松井市政を批判。平和都市広島の市長として「軍備拡大にきっぱり反対をする」と表明。さらに、学校給食費ゼロ、高卒までの医療費ゼロ、放課後児童クラブの利用料ゼロの「子育て応援へ3つのゼロ」を実現し、「市民のくらしを守る市政へ全力を尽くす」と力を込めました。


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