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2023年2月5日(日)

「平和を守って」と聴衆

軍事費より農業に 和歌山

杉山県議と紙議員訴え

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(写真)報告する紙氏(中央)=4日、和歌山県紀の川市

 和歌山県の日本共産党・杉山としお県議事務所は4日、紙智子参院議員を招きシンポジウム「農業の未来と学校給食のこれから」を紀の川市で開きました。

 杉山県議は「和歌山県では年900戸の農家が離農している。県はもうかる農業しか支援しない」と批判。学校給食に県産小麦が使用され始めたことを紹介し、“給食に地元農産物を”など、農業を守るために全力を挙げる決意を表明しました。

 紀ノ川農協の宇田篤弘組合長は、環境保全など農業の多面的機能を紹介し「軍事費にあれだけの予算を使うなら、もっと農業に」と求めました。

 若手農家の星原智宏氏は「就農したとき、いろんな人が手伝ってくれ続けてこれた」とサポートの大切さを強調しました。

 紙氏は、軍事費が農業予算を上回り増え続けていることを示し、統一地方選での杉山県議勝利で大軍拡ノーを突き付けようと力説。「経済効率一辺倒の新自由主義的農政から、人と環境にやさしい農政に。国の責任で農業経営が成り立つように」と訴えました。


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