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2023年1月19日(木)

民青同盟員への「入党のよびかけの手紙」を力に、党員拡大を飛躍させ、民青倍加の早期実現を

1月18日 青年・学生委員会責任者 吉良よし子

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 第7回中央委員会総会決定は、「青年・学生のなかでの党員拡大、とりわけ民青同盟のなかでの党員拡大に思い切って力をそそぐ」ことを呼びかけました。この間、民青同盟が歴史的前進を開始していることを踏まえ、党の総力をあげて、この流れを本格化するためです。

この間の民青の歴史的前進に確信をもって

 いま自民党政治のもとで青年・学生の状態悪化がいっそうひどくなり、「戦争か平和か」の緊迫した情勢がすすむもとで、この現状を変えたいという思いが青年・学生のなかで急速に広がりつつあります。この変化を土台に、党と民青の大奮闘によって昨年1年間の民青同盟員の拡大は、目標を大きく上まわる1700人規模に前進・飛躍させることができました。その結果、昨年12月に同盟費を納めた民青同盟員は、民青自身が目標としてきた2017年の2倍となり、目標を達成しました。これは、16年前の2006年当時の同盟費納入者につぐもので、画期的な前進です。

 党としては、民青との共同事業として民青の倍加の目標を決めた2020年1月の第28回党大会時と比べると、同盟費を納入した同盟員は1・74倍となり、民青倍加まであと一歩のところまできています。

 いま大きな前進を開始した民青同盟を、昨年11月の民青大会が決めた数万人規模の青年組織に発展させるために、党として重視すべきことは何でしょうか。党大会第二決議が示しているように、党としての学習の援助や日常的な相談相手になることは言うまでもありませんが、これまでの経験に照らしても、民青同盟内の党員の比重を抜本的に高め、民青のリーダー集団をつくることがどうしても必要になっています。昨年12月の全国都道府県青年・学生部長会議の討論でも、党機関の態勢が弱いところで、青年・学生党員を増やして党支部を強化し、これに依拠して民青への援助を強めることで新しい前進を勝ちとっている経験が交流されました。

「入党のよびかけの手紙」を力に一大運動に

 7中総は、党中央が作成した民青同盟員にむけた「入党のよびかけの手紙」を「党機関の責任で一人一人の民青同盟員に手渡し、読み合わせをして入党を働きかける一大運動」を起こし、若い世代のなかでの「党勢倍加」「民青倍加」に全党があげて挑戦することを呼びかけました。

 昨年末の全国青年・学生部長会議以来のとりくみで「入党のよびかけの手紙」が、入党の決意でも、同盟員への入党の働きかけを一大運動にしていくうえでも力を発揮しています。すべての都道府県で、この1月から一大運動にして2月、3月と大きく広げましょう。

 「入党のよびかけの手紙」を読み合わせした民青同盟員が「青年のなかで共産党員として活動していくことの意味が分かった」と話してくれ、入党を決意する経験が生まれています。他にも学生党員が初めて訴え、「よびかけ」が心に響いて入党を決意した経験から、とりくんだ党機関が「相手で選ぶのでなく、率直に呼びかけることが待たれていた。訴える側の力も引き出している」と確信をつかんでいます。

 こうした力を持つ「入党のよびかけの手紙」で働きかけようと、各都道府県の地区委員長会議や青年・学生部長会議で具体化が始まっています。党県委員長が自ら「入党のよびかけの手紙」で同盟員に働きかけ、その手ごたえを党機関で共有し、今月からすべての同盟員に手渡し、入党を働きかけることを具体化した県が生まれています。

 対象となる同盟員は相当数にのぼり、すべての方に手渡し、入党を働きかけるには一大運動にしていくことがどうしても必要です。誰が声をかけ、働きかけるのか――党都道府県委員会、地区委員会が、一大運動にするための知恵と力を出そうではありませんか。私も一緒に知恵を出し、力を合わせたいと思います。

 青年・学生支部、民青グループ、青年・学生党員が力を発揮することが、大きな力になります。7中総決定の討議と一体に、入党の働きかけに足を踏み出すよう援助を強めましょう。

 いま、民青は、「民青倍加」に全力をあげ、学生分野では新歓の具体化を始めています。新歓成功のうえでも、党員を増やし、リーダーをつくることが最大の力です。新歓の準備を促進しつつ、この1月から党員拡大に思いきって力を注ぐことを重ねて訴えます。


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