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2022年12月4日(日)

夜明け前を夜明けに

全国学者・研究者後援会 市田氏が講演

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(写真)講演する市田副委員長=3日

 全国学者・研究者日本共産党後援会は3日、日本共産党本部(オンライン併用)で拡大世話人総会を開きました。

 市田忠義副委員長が「自分史と重ねて党史を考える」のテーマで講演。働きながら学ぶ勤労学生で入党した経緯や京都府委員長時代最初の国政選挙での失敗、京都の学者・研究者との交流など、59年の党員人生と1960年代から現在までの党史を語りました。

 強く大きな党をつくって選挙に勝ち、さらに大きな党をつくる好循環は可能かと問いかけ、「現在の発展段階を客観的に見たときの巨大な四つの変化」として、(1)綱領路線の発展(2)自民党政治の行き詰まり(3)日本共産党の政治的影響力の大きさ(4)国際政治で大国が世界を支配する時代は終わり、主役交代が起こっている―ことをあげました。

 「順風満帆な時期はひとときもなかった。絶えず攻撃にさらされ、開拓と苦闘の連続だったが、革命政党であるあかし。歴史を開く何物にも代えがたい喜びがある。夜明け前を夜明けにし、可能性を現実にするためには、能動的で自覚的なたたかいが求められる」と語り、学者・研究者後援会への期待を述べました。

 総会では沖縄、長野、東京、愛知など各県学研会・大学後援会の参院選での取り組みや、大学をめぐる状況についての活動報告がありました。「申し合わせ」で今後の活動を提案し、来年6月に「大学人と日本共産党のつどい」を開催することを確認。統一地方選挙での党の躍進を目指し、後援会が大きな力を発揮しようと呼びかけました。


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