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2022年9月28日(水)

民主主義を守る新たなうねり実感

志位委員長が会見

 日本共産党の志位和夫委員長は27日、安倍晋三元首相の「国葬」に反対する国会正門前大行動参加後に、記者団から「国葬」当日を迎えた心境を問われ、国民の声を無視した「国葬」強行に抗議するとともに「きょうは新たなスタート地点だ。『国葬』は憲法14条の法の下の平等に反し、19条の思想及び良心の自由を侵害する。この憲法違反の『国葬』を強行した問題は絶対にあいまいにできない。臨時国会でも徹底的に追及していく」と表明しました。

 記者から抗議行動に参加した感想を問われ、「非常に大きな、民主主義を守っていこうという新しいうねりが起こっていると感じる」と述べました。平日の日中にもかかわらず多くの人が参加し、19日にも1万人を超える集会があったと述べ、「『今の日本の民主主義が危ない、憲法が危ない』『なんとかしなくちゃいけない』という熱い思いを感じた」と語りました。

 「国葬」と同じ時間に開かれた集会に参加した考えを問われたのに対して志位氏は「私たちは弔意(の表明)一般に反対しているわけではない。私自身、安倍元首相がああいうかたちで亡くなった時には心からの弔意を表明した。問題は『国葬』というかたちでやることだ。これは憲法違反の暴挙であり、これに対する抗議の声を上げるのは当然だ」と述べました。


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