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2022年9月24日(土)

草の根から憲法守り生かす運動を

民青が果たしてきた役割確信に

3中委はじまる

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(写真)報告する、民青の西川龍平委員長=23日、東京都内

 日本民主青年同盟(民青)の第3回中央委員会(3中委)が23日、東京都内ではじまりました。青年の要求実現のために各地で取り組んできたさまざまな活動や、改憲や大軍拡を狙う岸田政権を許さないと進めている憲法を守り生かす運動などについて交流しながら、11月に行われる第46回全国大会に向けた決議案を練りあげます。日程は3日間です。

 報告に立った西川龍平委員長は、安倍元首相の「国葬」など憲法や民主主義をないがしろにし、命と暮らしの課題をはじめ、あらゆる分野で国民を裏切っている岸田政権を「黙って見ているわけにはいきません。世論と運動で追い込んでいこう」と語りました。

 西川氏は、青年の実態を聞きとる「生の声」運動、日本共産党の志位和夫委員長の講演をまとめたパンフレット「科学的社会主義Q&A」の学習など、「民青はこの間、新自由主義からの転換や平和を求める行動、学習を豊かに取り組んできました」と紹介。

 その上で、「自民党政権による改憲に反対」「現行憲法を生かして、青年の命と暮らしを守る」の2点で一致できる幅広い青年と力をあわせて、「若者憲法集会2023」を来年6月に開催すると発表し、「草の根から憲法を守り生かす運動をつくろう」と述べました。そして、青年の中で民青の役割を発揮し、大きな民青をつくろうと呼びかけました。

 討論では、福岡の山野遼大県委員長が夏の参院選で「日本共産党と一緒に政治を変えよう決議」をすべての班であげられたと発言。ある大学班では、週1回の班会を継続するなかで決議をあげることができ、共産党についてほとんど知らなかった学生が、「大学の先輩に『政党助成金をもらっていない共産党を応援している』と伝えてくれるまで変化しました」と話しました。

 愛知の古川大暁委員長は、学習が毎週の班会継続の力になっているなど、「科学的社会主義Q&A」の活用について話しました。ロシアによるウクライナ侵略などで、いま青年から共産党に対するさまざまな質問も出されるなかで、「疑問にも答えられ、社会を変える展望を広げられるパンフはすごく大切です」。

 徳島の大西芹那委員長は、「複数の地域や学園で若者憲法集会の実行委員会が立ちあがっています。草の根からの行動こそ、民青の本領発揮です」と紹介。憲法が、青年の命と暮らしに大きくかかわっていることを広げていけば、一緒に声をあげる仲間はもっと増えていくと語りました。

 日本共産党から、山添拓参院議員があいさつしました。


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