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2022年9月19日(月)

平和への誓い新たに

東京 西本願寺が戦没者追悼法要

倉林議員が焼香

写真

(写真)法要で「平和の鐘」が鳴る中で手を合わせる参列者=18日、東京都千代田区

 浄土真宗本願寺派(西本願寺)は18日、東京都千代田区の国立千鳥ケ淵戦没者墓苑で、全戦没者追悼法要を行いました。僧侶、門信徒ら150人が参列。日本共産党の倉林明子参院議員ら国会議員が参加しました。

 法要は1981年から毎年行われ、今年で42回目。1931年から15年間にわたる日本の戦争の発端、柳条湖事件が起こった9月18日に行ってきました。

 本願寺派は同墓苑がアジア・太平洋戦争で亡くなった軍人、民間人の約35万の遺骨を納めているとして、「国籍・思想・信条などを超えて全ての戦没者を追悼するに相応(ふさわ)しい厳粛にして大切な場所」としています。

 法要では、中学生・高校生の「いのちの尊さ」「非戦・平和の大切さ」をテーマとした作文の表彰式と朗読が行われました。

 恒久平和の思いが国内外に響き渡ることを願い、「平和の鐘」がつかれ、参列者は手を合わせました。

 石上智康総長は、「平和宣言」を読み上げ「戦後77年がたち、私たちの教団は、なぜ、あの戦争に反対の声を上げられなかったのか、自問と自責を繰り返しています」。ロシアのウクライナ侵略に触れ「戦争は双方に憎しみや悲惨な結果をもたらします」と指摘。「平和はただ言葉や願いだけで実現するものではありません」として、平和への誓いを新たにしました。


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