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2022年8月17日(水)

議員「いじめ」調査活用で

党ジェンダー平等委 フェミニスト議連と懇談

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(写真)全国フェミニスト議員連盟の(左から)陣内泰子、大塚恵美子の両氏と懇談する倉林明子参院議員・党ジェンダー平等委員会責任者(右から2人目)、坂井希同委員会事務局長(右)=16日、党本部

 日本共産党ジェンダー平等委員会は16日、女性議員を増やそうと運動している「全国フェミニスト議員連盟」と党本部で懇談しました。倉林明子副委員長・参院議員(党ジェンダー平等委員会責任者)と坂井希同委事務局長が出席し、議連が今年5月に発表した、地方議会での女性議員に対するいじめ・ハラスメント調査報告書の活用の要望を受け、意見を交わしました。

 報告書は、新人や1人会派議員へのハラスメントが横行していることを明らかにし、「いじめ」が起きる背景や、防止策、打開策についてまとめています。

 議連の陣内泰子前八王子市議は、報告書が、議会の中で女性が1人だったり少数会派だったりすると議論から外される実態を示したと指摘し、議会の環境整備の重要性を訴えました。大塚恵美子前東村山市議は、政党にはフランスのパリテ法などのように女性議員が確実に増えるような取り組みに踏み込んでほしいと要望しました。

 倉林氏は、ハラスメントを禁止する法律がないことが問題だとし、「啓発とか相談窓口どまりでなく、ハラスメントを解決・根絶するための実効ある取り組みが必要だ」と語りました。


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