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2022年8月16日(火)

苦労・実情つかみ解決へ努力

山下副委員長が富山県委総会参加

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(写真)富山県委員会総会であいさつする山下副委員長(左から2人目)=11日、富山市内

 日本共産党富山県委員会は11日、県委員会総会を開いて6中総決定を討議、「特別期間」をたたかう目標や方針を決定しました。この会議には、党中央から山下芳生副委員長が参加しました。

 山下氏は、冒頭「6中総決定を力に、新しい前進をきりひらくために、中央として県・地区・支部に足を運んで、努力と苦労、実情と課題をありのままにつかみ、党づくりの方向をともに探求・開拓していくことを最優先の活動姿勢としたい」とあいさつしました。

 上田俊彦県委員長が6中総を支部討議にいかす立場で、みずからつかんだ確信とともに中心点を報告。「特別期間」の県党の目標と方針についても報告しました。

 参加した県委員から次々と発言があり、6中総決定について「『二重の大逆流を全党の大奮闘によって押し返す過程での一断面』というのは実感としても理解できる」「やっぱり革命政党なんだなと感じた。いろんな攻撃の中でもぶれずに正しい方針を出している党に誇りを感じている」「がっかり感はないといえばうそになるが、それでも頑張れるのは綱領が支えになっているから。参院選後、さっそく新しい党員を迎えた」など積極的な発言が出される一方、率直な悩みや苦労も出されました。

 「党員の高齢化がすすみ、支部会議がやれず支部の機能が果たせなくなっている」「議員である自分が動かないとなかなか支部の党員が動かない」などの発言が出されました。また、「統一地方選がないところは、特別期間はどうとりくむのか」「統一協会の問題が民主主義の根幹にかかわるとはどういうことか」などの質問も出されました。

 山下副委員長は、質問に一つひとつ答えるとともに、「みなさんのご苦労をたくさん聞きました。支部の困難な状況をどう打開していくか、みんなで考えていきましょう。聞かせてもらったことを党づくりの方針にいかしていきたい」と発言。党大会第二決議にもとづいて、学習を軸に党員の自覚と力が発揮される支部づくりの経験も紹介しました。

 上田県委員長は最後に、「今日は中央から会議に参加していただき、県党の実態や苦労、困難なことを直接聞いてもらった。このことだけで元気が出た。県委員会としてもこの姿勢に学んで、地区委員会、支部に出かけ、苦労や困難も聞いて、解決にいっしょに努力したい」とのべて、「特別期間」の成功へ、この8月から前進を開始することを全体で確認して会議を終えました。


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