2022年7月11日(月)
共産 比例3議席確保、山添氏(東京)再選
「オール沖縄」大激戦制しイハ氏再選
自公過半数 改憲勢力3分の2超
改選と欠員補充を含め125議席を争った第26回参院選挙が10日、投開票されました。日本共産党は比例代表で3議席を確保し、東京選挙区で勝利するなど比例・選挙区あわせて4議席を確保しました。沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設に反対する「オール沖縄」のイハ洋一氏=現、無所属=が大激戦を制し勝利しました。
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日本共産党は、比例で3議席を確保し、田村智子政策委員長=現=が当確を決めました。複数選挙区では、全国最多の34人が立候補し大激戦となった東京(改選数6)で現職の山添拓氏=現=が2期目の当選を勝ち取りました。埼玉(同4)・梅村さえこ氏=新=、愛知(同4)・すやま初美氏=新=、京都(同2)・たけやまさいこ氏=新=、大阪(同4)・たつみコータロー氏=元=は議席に届きませんでした。1人区では、市民と野党の共同候補としてたたかった徳島・高知の松本けんじ候補=新=は及びませんでした。
野党が候補者を一本化した1人区では、青森のたなぶまさよ氏、長野の杉尾ひでや氏=ともに現、立憲民主党=が勝利しました。
自民、公明の与党は改選過半数の63議席を上回りました。自民、公明、維新、国民の改憲勢力が改憲発議に必要な3分の2の議席を確保しました。
選挙戦には545人が立候補しました。時事通信の調べによると、投票率は52・16%前後になると推定され、前回2019年参院選の48・80%を上回る見通しです。
参院選期間中の8日には安倍晋三元首相が演説中に銃撃され死亡する事件が起きました。
共産党当確者


オール沖縄

野党一本化での当確者

