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2022年4月19日(火)

幹部会報告を力にやるべきことをやりぬく臨戦態勢と手だてを

4月18日 参議院選挙闘争本部

 参院選公示まであと2カ月、第5回中央委員会総会まであと3週間となりました。

 いま絶大な力を発揮しつつある全国総決起集会の幹部会報告を、文字通り全党に徹底し、勝利に必要な宣伝・組織活動をやりぬくために、党機関、地方議員、支部指導部のみなさんの奮闘を心から訴えます。

機関役員、支部指導部が中心点を語り、全党員読了・全支部討議を

 幹部会報告は、「これで自信をもって訴えられる」「党の真価を発揮し、勝機をつかもう」と大変積極的に受け止められ、“情勢の大激動に受動的に対応するか、攻勢的に対応するかは天地の差”“幹部会報告を身につけることなしに選挙勝利なし”と、全党徹底への奮闘が始まっています。

 議論になっている自衛隊の段階的解消の立場については、志位和夫委員長が全国都道府県委員長会議の「まとめ」で強調したように、この機会を生かして、幹部会報告とあわせて『新・綱領教室』、第22回党大会決定などを学習し理解を深めましょう。

 同時に、幹部会報告全体の中心点をつかむことが大切です。ウクライナ問題での四つの先駆的立場、憲法9条を生かした外交戦略、「やさしく強い経済」をはじめ、わが党ならではの値打ちに確信をもち、攻勢的な構えで宣伝・対話に踏み出せるよう、党機関、支部指導部が討議をリードすることを重視しましょう。

 全国的な指導的同志の読了は、都道府県・地区役員86・2%、地方議員90・2%、支部長62・5%、支部委員51・6%、討議・具体化支部は30・9%、読了党員は16・6%、届けは43・1%で、この間の決定の徹底のスピードを上回っている党組織も少なくありません。すべての機関役員、地方議員、支部長・支部委員に一刻も早く読んでもらうとともに、幹部会報告を討議・読了した役員・支部指導部が、幹部会報告の中心点、その威力をおおいに語り、全党員読了、全支部討議・具体化をやりぬこうではありませんか。

臨戦態勢と具体的手だてがとられているか――自己点検し、一日一日対策を

 一方、宣伝・組織活動の到達点はどうか。街頭宣伝は39万回、ポスター張り出しは34・3%、対話148万、支持拡大79万、「担い手広げ」は31万であり、努力は開始されているものの、5中総までの「1千万対話」にふさわしい規模には至っていません。党勢拡大は、入党働きかけ624人、入党申し込みは137人、「赤旗」日刊紙拡大603人、日曜版拡大5201人で、党員拡大、読者拡大とも連続後退を食い止め、前進に転ずるには一大飛躍が不可欠です。

 4月に入って活動のテンポを変化・飛躍させている党組織では、幹部会報告の全党徹底を何より重視しつつ、党機関も支部も選挙の臨戦態勢にちゅうちょなく踏み切り、「元気の出る政治指導・実践活動」で支部が踏み出すまで援助するなど、幹部会報告で提起された「やるべきこと」を本気になってやりぬく具体的手だてをとっています。

 “都道府県・地区委員会、自治体・行政区が「毎日集約」の態勢をつくっているか”“週1回の支部会議開催と支部が立ち上がるまで援助しぬく個別指導ができているか”“そのために党の潜在力を結集した臨時の選挙態勢がとられているか”――各党機関、地方議員、支部指導部が、幹部会報告にたちかえって自己点検し、一日一日打開のための対策をとることを訴えます。

 幹部会報告で、政治的エネルギーは全党に沸き起こりつつあります。党活動の前進・飛躍の条件は存在しています。幹部会報告を力に全支部・全党員の総決起をつくりだし、5中総までの宣伝・組織活動の目標をやりぬき、参院選まであと2カ月という条件も生かして、4月の党員と「赤旗」読者の前進を必ずかちとろうではありませんか。


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