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2022年2月9日(水)

きょうの潮流

 初々しい気持ちが伝わってきた、こんなところにも「赤旗」の精神が息づいていることを改めて認識した―。本紙の若手記者リレー通信に寄せられた声です▼各部の新人らが持ち回るコーナー。仕事や取材を通しての苦労や悩み、喜びや成長が素直に描かれています。その等身大の姿に反響も多く、ファンになった、「赤旗」を身近に感じたという読者も▼今月インスタグラムで開設された赤旗公式アカウントも若手記者が中心です。歴史や紙面制作、記者の個性がみえる投稿を通じ、もっと「赤旗」を広めたい。党がめざす、ネットやSNSでの発信力を強める方向にも沿って▼「記者は二重の喜びを得ることができる職業。だれよりも早く事実をつかみ、真相、真実を知る喜び。それをたくさんの人たちに知らせる喜び」。先日亡くなった元赤旗編集局長の関口孝夫さんが残した言葉です。しかも赤旗記者は、取材を通して変革の目を養い、自身の感性を練り上げていくこともできると▼事実を隠し、ぬりかえようとする権力下にあって、マスメディアの役割はいっそう重要になっています。国民の声を届ける記者個人の問題意識や視点とともに。創刊記念日の識者の談話にもあるように「赤旗」にはとくにその点が期待されています▼記者クラブから除かれるなど、さまざまな制限がありながら時の政権の不正を暴いてきました。数々のスクープを世に出した先人は後輩にこんな“遺言”も。「権力者を震えあがらせる、赤旗のペンは不滅です」


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