しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年1月18日(火)

地方議員のみなさんへ

「特別期間」成功へ支部とともに踏み出そう

1月17日 自治体局長 岡嵜郁子

写真

 12月議会やコロナ感染対策での奮闘、年末年始の相談活動などに心から敬意を表します。みなさんの頑張りによって各地で、福祉灯油や臨時特別給付金の一括支給の実現、米価暴落対策、国保の傷病見舞金支給などの要求が前進しています。2、3月の予算議会に向けてさらにとりくみと質問準備をすすめましょう。

 いま全党は、「4中総徹底と反転攻勢めざす特別期間」(1月末まで)にとりくんでいます。地方議員のみなさんが、この「特別期間」の成功へ、支部とともに踏み出していただくよう、あらためて呼びかけるものです。

「3本柱の活動」は今が勝負――地方議員が「新しいステージ」で新しい挑戦を

 「支持拡大の担い手となってくれた方々と選挙結果について懇談したら、『日本共産党の支部のみなさんや、○○議員がいるから、私たちは安心してこのまちに住んでいられる』と伝えられた」――総選挙後に、ある地方議員の方からお聞きした話です。最大限の信頼を表す言葉に、話をお聞きした私の方まで、うれしく、胸が熱くなりました。議員が苦労しながら頑張っている姿を、住民のみなさんはしっかり見てくれています。この信頼にこたえ、コロナ「第6波」から国民の命とくらし、営業を守る活動、住民要求実現と岸田自公政権の悪政をゆるさない運動を広げていきましょう。

 同時に、第4回中央委員会総会決定は、総選挙の教訓から、政権交代をめざす「新しいステージ」では、日本共産党への共感と信頼を、「政権に参加する党」としてのものにレベルアップさせることや、党の自力や担い手を広げ、早いうちに躍進の流れをつくらなければならないことを訴えています。参議院選挙での「650万票、10%以上」、比例5議席の実現、そして来年の統一地方選挙や中間選挙で勝つためには、「折り入って作戦」と「赤旗」読者拡大、綱領を語りあう「集い」、世代的継承を中軸とする党員拡大などの「3本柱の活動」に、今の時期からとりくむかどうかが勝負です。

 地方議員のみなさん。ご一緒に、この「新しいステージ」での新しい挑戦に踏み出していきましょう。

支部とともに4中総討議・行動を広げ、1月から党員・読者の前進を

 「特別期間」で呼びかけた4中総決定の全支部討議・党員の5割読了、反転攻勢をめざす活動のなかでも、とりわけ重要になっているのが、連続後退が続いている読者拡大と党員拡大で、1月から前進に転じることです。1月のとりくみの現状は、党員でも読者でも、前進のためには、あと2週間、党をあげての大奮闘が必要です。同時に、参院選勝利のためには「これ以上の後退は許されない」という決意が広がりつつあり、まだ一部ですが、前進への勢いを切り開いている県と地区が生まれています。12月に読者で前進した地区では、どこでも地方議員のみなさんが4中総決定を深く討議し、支部に入って一緒に行動に踏み出していました。1月の前進は、みなさんの決意と行動にかかっています。

 そこで、地方議員のみなさんに、次の二つのことを呼びかけます。

 一つは、支部とともに行動に踏み出すことです。支部に「がっかり感」やためらいがあっても、一歩踏み出したら励ましや期待の声を受けて元気が出た、という経験が全国で生まれています。議員のみなさんが呼びかけ、一緒に行動することが、支部にとっては大きな励ましとなります。ぜひ支部に声をかけ行動計画をたてましょう。

 もう一つは、支部の4中総討議に参加することです。4中総の中身を一人ひとりの党員がつかみ、確信にすることは、参院選、地方選に向けた決起の土台です。地方議員のみなさんが、支部会議で住民の声や生きた情勢を伝え、「私と4中総」を語ることが、討議を深める力になります。まだ確信や展望を十分つかみきれず、具体化できていない支部や、未読了の党員も残されています。機関役員や支部指導部と力をあわせて、こうした支部や党員への援助をすすめましょう。

経験の少ない議員、若い議員のチャレンジを励ましあって

 地方議員の世代交代が進む中、国政選挙や地域の党活動の経験が少ない方もいるかと思います。一人ひとりの地方議員のチャレンジを、議員団や党機関で励ましあい、党全体で温かく支えていきましょう。4中総決定をくりかえし議員団で討議するとともに、党綱領や『議会と自治体』の学習を重視し、議員の成長を大切にしながら選挙勝利にむけた活動にとりくみましょう。

「『4中総に学び、参院選勝利、地方選挙の前進を』岡嵜郁子党自治体局長に聞く」を『議会と自治体』1月号に掲載(自治体局)


pageup