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2021年12月22日(水)

沖縄・南城市長選

平和求めSDGs推進

チョービン市長が政策発表

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(写真)会見後、公約の書かれた資料を掲げる瑞慶覧チョービン市長(左)と玉城デニー知事=20日、沖縄県南城市

 来月16日告示・同23日投票の沖縄県南城市長選で再選を目指す「オール沖縄」の瑞慶覧(ずけらん)チョービン市長は20日、同市内での記者会見で、政策を発表しました。「市民の声でまちづくり」「誰ひとり取り残さない」姿勢を貫き、SDGs(持続可能な開発目標)の推進、平和を求め発展する南城市を築くことなどを公約しました。

 記者会見には、オール沖縄の玉城デニー知事らが同席。瑞慶覧市長は同県名護市辺野古の米軍新基地建設について「阻止に向け、デニー知事を支え、しっかりと行動していく」と強調しました。

 子どもの権利が大切にされる市政に向けて、保育士の処遇改善を図って保育士確保に努め、待機児童ゼロを目指すこと、「南城市子どもの権利条例」を策定し、相談や調査を行う「子どもの権利擁護委員」を配置することなどを掲げました。

 LGBTQ(性的少数者)の当事者らと意見交換を重ねながら、「パートナーシップ宣誓制度」を創設することを公約。環境対策では「プラスチック製品の海洋への流出を阻止すべく対応を講じる」と述べました。新型コロナ対策としての新たな事業者支援協力金などで「市民の命と暮らしを守る」と訴えました。

 デニー知事は、政策実現に向けて「市民の皆さんと一緒に頑張ってまいりましょう」などと述べ、瑞慶覧市長を激励しました。


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