しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年12月10日(金)

ことごとく答えられず

首相答弁 志位委員長が会見

 日本共産党の志位和夫委員長は9日、国会内で記者会見し、衆院本会議での自身の代表質問に対する岸田文雄首相の答弁姿勢について、「一言でいえば、聞いている問題にことごとく答えない、答えられないというものだった」と指摘しました。

 志位氏は、例えば沖縄の米軍新基地建設の問題では、なぜ軟弱地盤の最深部での調査を拒むのかという問いに首相は答えなかったと指摘。こういう姿勢では論戦は成り立たないと批判し、党議員団として引き続き追及していく決意を表明しました。

 志位氏は、今回の質問では、暮らしと営業の危機を何とかしてほしいという国民の願いに即して首相をただすとともに、政府は気候危機への対応を言いながらなぜ石炭火力を続けるのか、核兵器禁止条約になぜドイツなどがオブザーバーとして参加できて日本ができないのかといった政権交代が実現すればすぐにでも実現可能な問題を提起したと話しました。

 選択的夫婦別姓も自民党内でも28%しか反対派がいないわけだから、これも政治の姿勢が変わればすぐにでも実行可能な問題だと強調しました。


pageup