2021年12月9日(木)
２０２２夏参院選 日本共産党と野党共闘の勝利で９条改憲許さず、政権交代の足がかりを
５予定候補必勝へ 全国は一つ 「比例は日本共産党」
 （写真）22年参院比例予定候補の（左から）大門みきし、田村智子、にひそうへい、いわぶち友、たけだ良介の各氏 |
総選挙で日本共産党を支持してくださった有権者のみなさん、大奮闘していただいた支持者、後援会員・サポーター、党員のみなさん、ありがとうございました。
１０月の総選挙で日本共産党は、沖縄１区で宝の議席を守り抜きました。一方、比例代表では１１議席から９議席、４４０万票から４１６万票に後退するという悔しい結果となりました。
野党共闘が一本化した５９選挙区では勝利し、自民党の重鎮や有力政治家が落選。選挙全体では、４年前と比べて自民・公明の与党勢力は１９議席減らし、補完勢力は維新が議席を伸ばしたものの２０議席減、野党の共闘勢力は４２議席に増やしました。
初めて「政権交代」を掲げた選挙で、野党共闘は、自公勢力による共闘と日本共産党への激しい中傷やデマ宣伝のもとでも、貴重な成果を上げました。
７カ月後に迫った参院選。日本共産党は次の二つの目標に挑戦します。
第一は、市民と野党の共闘をさらに発展させ、参議院での改憲勢力に３分の２の獲得を許さず、自公とその補完勢力を少数に追い込むことをめざし、政権交代への足掛かりをつくることです。全国３２の１人区は、最大限、野党統一候補を擁立してたたかい、その勝利をめざします。
第二は、日本共産党の躍進を必ず勝ち取ることです。日本共産党は参院選で「６５０万票、１０％以上」を獲得し、比例５議席の絶対確保をやり遂げます。選挙区選挙では、すべての複数定数区に候補者を擁立し、勝利をめざして奮闘します。
参院選で必ず勝利をめざす５人の比例代表予定候補は、すべてが国会議員として試され済みの政治家です。一人ひとり紹介します。（敬称略）
（ ）内は活動地域
原発ゼロ・気候危機打開へ
いわぶち友（４５）参議院議員（北海道・東北・北関東）
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「原発事故の責任果たせ」―東電福島第１原発事故の被害者のみなさんと政府、東電に厳しく迫ってきました。東日本大震災から１０年。暮らしと生業（なりわい）再建へ、支援の拡充を求めて日々奮闘しています。
「農林漁業、中小企業は地域経済の柱」「原発ゼロ」「地域と共生する再エネ実現を」と、国政を動かしています。
気候危機打開、ジェンダー平等社会をつくるために力を尽くす１議席です。
【略歴】 １９７６年福島県生まれ。福島大学卒。参院１期。党中央委員。
国政動かす情熱 政策発信
田村智子（５６）参議院議員・党副委員長・政策委員長（東京・南関東）
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「桜を見る会」の追及が世論を喚起し、大きな話題になりました。
政策委員長としてコロナ対策、ジェンダー平等、気候危機打開など、政策立案の役割を担っています。
自公政権による医療・公衆衛生の切り捨てをコロナ危機前から厳しく批判。抜群の論戦力に定評があります。「生活保護は国民の権利」と首相に答弁させました。現場に生きる論戦がやりがいです。
【略歴】 １９６５年長野県生まれ。早稲田大学卒。参院２期。党副委員長、政策委員長。
安全・安心な地域めざして
たけだ良介（４２）参議院議員（北陸信越・東海）
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初質問は、環境破壊と必要性が問われるリニア問題でした。
台風１９号災害の現場に駆けつけ、救命救助、復旧復興に尽力。洪水にも決壊しにくい「被覆型堤防」を実現させました。
国連気候変動枠組み条約締約国会議（ＣＯＰ）参加の経験を生かし、気候危機打開のため、政府に脱石炭を迫ります。
３人の子どもの父親です。子どもたちの未来のために全力投球。
【略歴】 １９７９年長野県生まれ。飯山北高校・信州大学卒。参院１期。党中央委員。
経済論客 中小企業の味方
大門みきし（６５）参議院議員（近畿）
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弱肉強食の新自由主義を政治に持ち込んだ竹中平蔵・元経済財政担当相とは５０回以上論戦しました。官僚や与党議員も一目おく経済論戦の第一人者です。
コロナ禍では、持続化給付金の創設・拡充に尽力するなど、中小企業問題に強く、新自由主義からの転換の先頭に立ちます。
経済問題の著書多数。本家は大阪の造り酒屋。座右の銘は「意気に感じる心」です。趣味は絵本の収集。
【略歴】 １９５６年京都市生まれ。神戸大学中退。参院４期。党参院国対副委員長。党中央委員。
９条改憲阻む 人権弁護士
にひそうへい（５８）前参議院議員 弁護士（中国・四国・九州沖縄）
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特定秘密保護法や戦争法、共謀罪、沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設、米軍機による傍若無人の低空飛行訓練など、自公政権による「戦争する国」づくりに真正面から立ち向かいました。その論戦は他党の議員をもうならせた論客です。
「憲法が生きる」政治へと信念をつらぬく、人情あふれる政治家です。
西日本悲願の議席奪還で、渦巻く要求実現へ全力を尽くします。
【略歴】 １９６３年福岡県生まれ。京都大学卒。参院２期。弁護士。党中央委員。
