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2021年11月1日(月)

志位委員長が会見

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(写真)記者会見する志位和夫委員長=31日午後11時21分、党本部

 日本共産党の志位和夫委員長は31日午後11時20分ごろ、党本部で記者会見し、次のように述べました。

 一、開票の途上なので、現時点でのコメントを述べたいと思います。

 私たちは今度の選挙を「野党共闘で政権交代を始めよう」と訴えてたたかいました。この野党共闘は、確かな効果を上げていると考えております。

 今度の野党共闘は、市民連合のみなさんと野党4党が20項目の共通政策に合意をし、立憲民主党との関係では、政権協力での合意も確認しました。そのうえで小選挙区の調整を行い、214の小選挙区での一本化を図りました。

 それは大義ある共闘として取り組まれ、確かな効果を上げていると思います。

 これも今、開票の途上ですので詳しいことは分析してみたいと思いますが、都市部の自民党の有力議員を倒す、これは野党共闘なしにはできなかったと思います。これは効果を上げただろうと考えておりまして、ぜひ、野党共闘の道は引き続き、揺るがず発展させたいと考えております。

 一、日本共産党の議席ですが、今、比例代表で8議席、沖縄1区では赤嶺政賢さんの当確が地元では報じられている状況です。比例代表の開票は時間がかかりますから、見守りたいと思います。

 ただ、私たちが今度の選挙で訴えた政策的な中心点は、国民の利益にかなった道理あるものだったと確信しています。コロナから真剣に命・暮らしを守る政治に切りかえよう、そして自公政治の「四つのチェンジ」を訴えました。新自由主義からの転換、気候危機の打開、ジェンダー平等の日本、憲法9条をいかした平和外交―この四つの点で、自公政治を切り替えようと訴えてたたかいましたが、私は、確かな手ごたえをもって、私たちの主張が伝わったところでは支持が広がったという実感を持っています。

 一、とくに気候危機、ジェンダー平等は新たな問題です。この問題を柱にすえたことが、特に若い方々に響いたというふうに考えております。

 これは総選挙の政策というだけではなくて、今後の国政選挙、あるいはさまざまな運動の上でも、この二つの問題は大いに重視をしてやっていきたいと思っているところです。掲げた公約の実現のために力を尽くしたいと思います。

 一、ご支持、ご支援いただいた支持者、後援会員、党員のみなさんに心からの感謝を申し上げたいと思います。


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