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2021年10月25日(月)

近畿比例、大接戦の3議席目を獲得し、4議席に挑戦を

京都1区 こくた候補必ず

京都・大阪 志位委員長が訴え

 比例代表で1票を争う大激戦・大接戦となっている総選挙(31日投票)で、最後の日曜日となった24日、日本共産党の志位和夫委員長は、日本共産党の躍進を勝ちとろうと、京都市内3カ所と大阪市を駆けめぐりました。志位氏は「大激戦となっている近畿比例で日本共産党を大きく伸ばしてほしい」と力を込めるとともに、京都1区から、当落線上の大激戦になっている、こくた恵二候補(比例重複)の勝利を心を込めて訴えると、大きな拍手に包まれました。


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(写真)聴衆の声援にこたえる(左から)1区市民連合の川越義夫さんと、志位、こくた、西郷の各氏=24日、京都市下京区

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(写真)比例での日本共産党の躍進と宮本たけし比例近畿・大阪5区候補(左)の勝利をと訴える志位和夫委員長=24日、大阪市阿倍野区

 京都市内の演説で、志位氏は「比例近畿ブロックは現有2議席ですが、3議席目が獲得できるかどうかの当落線上の大接戦になっています。3議席目を必ず獲得し、その勢いで4議席に挑戦しよう」と力を込めました。

 志位氏は、野党統一候補となった、こくた候補と当選同期で28年間、国会で苦楽をともにしてきたとして、「野党共闘のキーマンです。電話一本で多くの野党議員と連絡ができ、いつも頼りにされている。与野党ともに一目置かれ、信頼される素晴らしい政治家です」と紹介し、「京都1区から必ず国会に押し上げてください」と訴えました。

 志位氏は、コロナから命を守るための日本共産党の提案と、安心と希望の日本をつくる「四つのチェンジ」をくわしく語りました。

 野党共闘に話を進めた志位氏は、野党の本気の共闘態勢をつくるには、魅力ある共通政策、その政策を実行する政権の合意、選挙協力の「3点セット」が必要だと主張してきたとして、「今度の選挙は、この『3点セット』がそろってたたかっています」と報告しました。

 野党共通政策で志位氏は、市民連合と野党4党の党首で20項目の共通政策を合意したことを報告し、「自公政治を切り替える要になる政策が明記されました」と強調。同日のNHK「党首討論」で「自民党や維新の会などはあれこれ文句をつけてきましたが、『野党共通政策を読んでから言ってほしい』と反論しました。こういう妨害をはねのけて、必ず勝とうではありませんか」と呼びかけました。

 また志位氏は、政権協力でも立派な合意ができるとともに、選挙協力でも全国289の小選挙区のうち213で野党候補統一が実現したとして、「7割以上で与野党1対1の対決構図をつくりました。ここまできたからには、全部で自民・公明、補完勢力・維新の会を倒して、勝とう」「政権交代をはじめよう」と訴えました。その上で、「ブレずに、誠実に共闘を進める日本共産党をどうか伸ばしてください。こくた恵二さんを1区から押し上げてください」と力を込めました。

 こくた候補は「自民・公明政権の悪政の継続を許すのか、野党の共闘で政権交代を実現するのか。6年間のみなさんの運動と、国会での共闘、選挙での一致・協力が押し上げた対決です。政権に歩もうではありませんか」と訴えました。

 3人の子どもを育てる西郷南海子さんは「野党が政権をとってコロナを封じ込め、子ども時代らしい子ども時代を送ってほしい。比例は共産党を」と訴え。同志社大学の岡野八代教授は「共産党は女性の苦しみに応えようとしてくれる」と述べ、福山和人弁護士は「共産党を応援するのは、おカネでは動かないからだ」と語りました。

 京都駅前で、たけやま彩子近畿比例候補、小選挙区の2候補が決意を表明しました。

 大阪・天王寺ミオ前では、宮本たけし近畿比例候補(5区重複)が訴え。森友疑惑を国会で最初に追及したことに触れ、「いつまで隠し続けるのか。政権交代して、二度と隠ぺい・改ざんできない、まっとうな政治をつくろう」と強調しました。

 ゲストスピーチした西淀病院の医師・中村まなびさんは「菅前政権の五輪強行がコロナ第5波を招いた。命を守る日本共産党、野党を政権に押し上げよう」と語りました。


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