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2021年10月7日(木)

日本の命運かかる歴史的政治戦 勝利へ全党が総決起を

公示日を投票日に見立て 活動の大飛躍を

共産党オンライン総決起集会 志位委員長が報告

 「日本の命運がかかった歴史的政治戦での勝利を勝ち取るために、全党の総決起を」―。衆院選(19日公示、31日投票)。投票日まで残り25日になったもとで、日本共産党は6日、党本部で、「総選挙勝利オンライン全国総決起集会」を開催しました。志位和夫委員長が報告し、歴史的な総選挙での日本共産党の躍進、政権交代の実現にむけた決意を固め合いました。志位氏は、「政権交代を実現するためにも、新しい政権を前進させるためにも、最大の推進力になるのが日本共産党の躍進です」と強調するとともに、公示日を投票日に見立て、活動のテンポと規模を10倍に一気に引き上げること、そのために「『総選挙を2回たたかう』構えを確立して、勝利に向かって頑張り抜こう」と呼びかけました。(報告全文)


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(写真)総選挙勝利に向けて決意を固め合う党幹部・予定候補者=6日、党本部

 志位氏は、総選挙日程について、岸田文雄内閣の「政権発足の最初から国会審議から逃げ、『ご祝儀』頼みで総選挙を逃げ切ろうというのです」と指摘し、「『丁寧な説明』『丁寧な対話』なるものが、いかに空疎かを自らの行動で証明するものです」と批判。「いま政治的攻勢に立っているのは、日本共産党と市民と野党の共闘の側です。追い詰められているのは自公政権の側です。岸田自公政権の逃げ切りを許さず、攻めに攻めて、自公政権を攻め落とそう」と力を込めました。

 岸田新体制の「安倍・菅直系政治」の本質は明らかだとして、「日本の政治を変えるには、政権交代が必要です」と指摘。「このたたかいに勝ち抜くには、活動のテンポと規模を、これまでの10倍に一気に引き上げることが、どうしても必要です」と強調しました。

 志位氏は、日本共産党と立憲民主党の政権協力の合意について、三つの角度から画期的意義を報告。(1)日本共産党の99年の歴史で、政権協力の合意を得て総選挙をたたかうのは初めて(2)国民連合政府を提唱して以来6年間の努力が実を結び、「政権交代のスタート台」に立った(3)日本の政治を根本から変える道筋を示した歴史的合意―を詳しく紹介し、「日本政治の画期的な新時代を開くために力をつくそう」と訴えました。

 その上で志位氏は、「政権交代を実現するうえでも、新しい政権を前進させるうえでも、最大の推進力になるのが日本共産党の躍進――とくに比例代表での躍進です」と強調。「比例代表での日本共産党の躍進なくして、政権交代なし――この自覚と覚悟をもって、頑張り抜こう」と述べました。

 同時に、新政権ができたときに、共通政策を実行に移し、揺るがずに前進するには、強大な日本共産党国会議員団が必要になるとして、「日本の前途は日本共産党の躍進にかかっている――このことを訴え抜こう」と呼びかけました。

 「『比例を軸に』とはどういうことか」について、志位氏は、「日本共産党そのものの値打ちを語り、支持を広げていくことです」として、次の2点を強調。一つは、国民の切実な要求、関心とかみ合わせて語ろうと報告し、その際、「赤旗」号外「なにより、いのち。」を読みあわせ活用してほしいと訴え。もう一つは、「日本共産党のここが好き」という思いを語ることは、誰でもできるとして、「自分の党に対する思い、誇りを自分の言葉、生きた言葉で語り、広げよう」と述べました。

 最後に志位氏は、残る25日のたたかいの構えを報告。「総選挙必勝大作戦」の到達点に触れ、「このテンポと規模の延長線上では、現有議席の確保すら保障がない」と強調。「ここで活動のギアをトップギアに切り替えないと、日本の政治を変える歴史的なチャンスを逃すことになりかねません」として、活動のテンポと規模を10倍に一気に引き上げることが必要だと述べ、その構えとして残る25日間を「『総選挙を2回たたかう』という構えを本気で全党に確立し、活動のテンポと規模を大飛躍させよう」と訴え。「すべての同志が心一つに、日本の命運がかかった歴史的政治戦での勝利を勝ち取るために、総決起することを心から呼びかけます。最後まで頑張り抜いて、素晴らしい勝利を勝ち取りましょう」とよびかけました。


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