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2021年10月2日(土)

地域医療維持へ懇談

紙・はたやま氏ら 道保険医会と

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(写真)手前左から、あいさつする加藤会長と紙、はたやま氏ら=9月30日、札幌市

 コロナ禍、かけがえのない地域医療が維持されるようにと、日本共産党の紙智子参院議員と、はたやま和也前衆院議員・道比例予定候補は9月30日夜、北海道保険医会の加藤康夫会長ら役員と札幌市で懇談しました。真下紀子道議、小形香織市議が同席しました。

 加藤氏は「コロナで医療関係者は長期間、緊張の中にいます」と訴え。率直な意見交換の場となりました。

 伊藤寧副会長は入院・外来の「感染症対策実施加算」が9月末で打ち切られ、乳幼児の感染予防への加算が半分になったと告発。医療機関でのクラスター発生が抑えられているのは懸命に対策を講じてきたからだと加算の継続を求めました。

 芦田眞治歯科部副部長は「医科より歯科の受診は抑制されます。幼稚園や学校健診で、虫歯が増えています」と経済的困窮の影響に言及。「歯科は、使い捨てビニール手袋を大量に使い、徹底した感染症対策を行っています」と述べました。

 リモート参加の役員も「院内消毒を看護師がやらざるを得ない。数字に表れない負担がかかっている」と「かかり増し経費」への支援を要望。「昨年度申請した感染症防止や発熱外来補助金がいまだ交付されていない」との訴えがありました。

 党の「新経済提言」を手渡した紙氏は「新自由主義の政治を終わらせてこそ日本の医療・公衆衛生を再生できます。お聞きしたことを国会と道議会、市議会で生かしていきます」と応じました。


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