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2021年9月29日(水)

失政の責任認めぬ答弁

議運委での菅首相 志位委員長が批判

 日本共産党の志位和夫委員長は28日の記者会見で、同日の衆参両院の議院運営委員会に出席した菅義偉首相の答弁への感想を問われ、「最後まで自らの失政の責任を一切認めなかった。自らの失政で、たくさんの方が命を落としたことへの心の痛みもないし、反省もない」と批判しました。

 志位氏は、日本共産党の塩川鉄也衆院議員が、国会を召集しなかった責任を質問したのに対し、菅首相が「与党と相談しながら対応を検討してきた」と述べたことに言及。「責任逃れの答弁だ。召集の責任は政府にあり、国会の責任にするのは筋違いだ。この問題も反省がない。あらゆる点で反省がないのが特徴だ」と指摘しました。

 その上で、自民党総裁選の4候補が、安倍・菅政治のコロナ対応で「ここが大きな間違いだ」「ここをただす」と言っている人は一人もいないと強調。「菅首相の無反省の姿勢を引き継いでいるのが4人の候補者だ。これではどなたが新総裁になっても、コロナ対策で失敗を繰り返すことにならざるを得ない」と批判し、「政権交代を実現し、命を守る新しい政権をつくることが必要だ」と述べました。


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