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2021年9月21日(火)

語ろう日本共産党 総選挙

コロナから命・暮らし守るため共産党を躍進させて

 コロナで不安な日々が続いていますね。お困りごとはありませんか。もうすぐ総選挙が行われますが、どのようにコロナから命と暮らしを守り、安心して暮らせる日常を取り戻すかが大争点です。

 日本共産党はくりかえしコロナから命と暮らしを守る提案を行い、実現のために力を尽くしてきました。命を何よりも大切にするという立場から、1月から一貫して「今夏の五輪を中止し、コロナ収束に力を集中すべき」と提起しました。7月の東京都議選は、こうした共産党の姿勢に共感が広がり、前進させていただきました。

 自公政権のコロナ対策は科学を無視して、PCR検査を抑制し、五輪も強行しました。国民にまともな説明をしようともせず、突然「原則自宅療養」を言い出して撤回しないなどコロナ対応にまで「自己責任」を押し付けました。感染爆発と医療崩壊という事態にまでなったのは自公政権による「人災」です。ところが、今おこなわれている自民党総裁選では4人の候補とも、これまでの無為無策・逆行には全く反省がありません。

 日本共産党は、こうした自公政権のコロナ対応を抜本的に転換し、ワクチン接種と一体に医療体制の強化、大規模検査、自粛と一体の補償など総合的な対策の実施を求めます。臨時の医療施設の大規模な増設や、職場や学校、保育園などでの大規模定期検査を政府が実行すべきだと考えています。

 日本共産党は「なにより、いのち」を「ぶれずに、つらぬく」党です。党をつくって99年、反戦平和をぶれずに貫いてきた歴史があります。命を守るために、総選挙では共産党を大きく躍進させてください。

新自由主義を転換し、命と暮らしを大切にする政治へ

 今度の総選挙、日本共産党を躍進させていただいて、ご一緒に、弱肉強食、自己責任押し付けの「新自由主義」の政治を終わらせましょう。

 コロナに感染しても入院できず、自宅で亡くなる人が相次ぐなど感染爆発で医療崩壊の事態になりました。この根本には、40年来自民党が進めた新自由主義の政治があります。医療体制は弱められ、保健所もこの30年で半分に減らされ(852カ所→470カ所)、医療・公衆衛生が切り捨てられてきたのです。

 そして今、コロナ禍で多くの人が生活に困窮していますが、これは1990年代以来の労働法制の規制緩和で、非正規雇用を広げた結果です。

 新自由主義の破綻は明らかではないでしょうか。それなのに自公政権は反省もなく、75歳以上の医療費窓口負担に2割負担を導入する「高齢者医療費2倍化法」や病床削減推進の法律を強行するなど、さらに新自由主義の政策を進めています。

 日本共産党は、この新自由主義の政治を終わりにし、命と暮らしを何よりも大切にする政治に切りかえます。具体的には、高齢者医療費負担増を中止し、医療・介護・障害福祉・保育などのケアを支えます。中小企業支援を強めながら、最低賃金を時給1500円に引き上げます。正社員を当たり前にして、人間らしく働ける社会をつくります。消費税の5%への減税や、大企業と富裕層に応分の負担を求めて税金の不公平をただします。

 ぜひ、日本共産党を応援してください。

地球環境を守るために ぜひ日本共産党を

 地球規模の環境破壊を止め、どうやって自然と共生する社会をつくるのかが、総選挙の大きな争点です。どのようにお考えでしょうか。

 世界各地で、異常な豪雨、台風、猛暑、森林火災、干ばつ、海面上昇などが起きており、気候危機は緊急に解決しなければならない問題です。自公政権は「2050カーボンゼロ」と言い出して温室効果ガスの削減目標を掲げていますが、一番肝心な2030年度までの目標は10年度比42%で、他の先進国(50%~60%)と比べてあまりに低いものです。二酸化炭素を大量に出す石炭火力の新増設をすすめ、最悪の環境破壊をもたらす原発頼みも続けています。これでは本気にはほど遠い、口先だけのものと言わざるをえません。

 日本共産党は9月に気候危機を打開するための「2030戦略」を発表しました。30年度までに温室効果ガスを50~60%削減することを掲げ、思い切った緊急行動を提起しています。省エネルギーと再生可能エネルギーを組み合わせて大規模に推進すれば、削減目標は達成可能です。

 「2030戦略」では具体的に電力、産業、運輸、都市、住宅など社会のあらゆる分野の大改革を提案し、持続可能な発展の道を示しています。こうした脱炭素を進めた先にある社会は、経済が停滞・衰退した「さみしい社会」ではありません。省エネと再エネによって、年間254万人の新たな雇用が生まれ、GDP(国内総生産)を累積205兆円増やすという試算もあります。

 実行するためには政治を根本から変えなければなりません。“目先のもうけさえ増やせばいい”という新自由主義とも決別する必要があります。かけがえのない地球環境を守るため、日本共産党をぜひ躍進させてください。


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