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2021年9月10日(金)

学習保障 柔軟に対応

那覇市議会 感染対策で市教委

湧川・西中間両氏代表質問

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(写真)代表質問に立つ湧川市議=8日、那覇市議会

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(写真)代表質問に立つ西中間市議=8日、那覇市議会

 那覇市議会で8日、日本共産党の湧川朝渉、西中間久枝の両市議が代表質問しました。コロナ禍に苦しむ市民の命を守ることを最優先とした新型コロナ対策と情報発信、ワクチン接種加速化、子どもの学び支援など、「オール沖縄」の城間幹子市政の取り組みをただしました。

 湧川市議の質問に城間市長は、感染拡大防止、ワクチン接種促進、医療体制を守るために先月から、医療の窮状を訴える市保健所長の動画メッセージをインターネット上などで公開し、情報発信をしていると紹介。今後も取り組んでいく決意を語りました。

 湧川市議は、エッセンシャルワーカーへのワクチン優先接種も質問。長嶺達也・市健康部長は、接種希望者リストに基づき、市在住のエッセンシャルワーカー4370人が優先的に接種できる措置を7月に行ったと説明しました。

 西中間市議は、低額所得者らに低廉な家賃で提供する市営住宅の入居条件に、連帯保証人を不要とする条例改正を城間市政が提案していることについて、「住宅困窮者」が入居できない事例をなくすことにつながると歓迎しました。

 西中間市議は、コロナ危機で「学校活動の安全と学びの確保が求められている」と指摘。市教育委員会の武富剛・学校教育部長は、分散登校等の工夫を行い、感染の不安で登校を見合わせた児童・生徒も、進級・進学等に不利益が生じないよう柔軟に対応していると答えました。


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