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2021年9月6日(月)

“英空母入港は違反”

神奈川・横須賀 市民団体など抗議

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(写真)市民団体の宣伝で訴える呉東弁護士(右端)沼上氏(右から3人目)と参加者ら=5日、神奈川県横須賀市

 神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地に4日、英海軍の空母「クイーン・エリザベス」(QE)が寄港したことを受け、「安保廃棄・神奈川県統一促進会議」「原子力空母の母港化を阻止する三浦半島連絡会」などの市民団体が5日、同市の横須賀中央駅で抗議の宣伝を行いました。日本共産党の、沼上とくみつ衆院南関東比例代表予定候補、大村洋子横須賀市議らも参加しました。

 「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」の呉東正彦弁護士は、QEの船内には100人以上の新型コロナ感染者がいるとされているにもかかわらず、日本政府が寄港を許可したことを批判。また、横須賀基地は日米安保に基づいて米国に提供しているのであり、同基地に英国の艦船が入港するのは重大な違反だと指摘しました。

 沼上氏は、自衛隊が8月にQEを旗艦とする英空母打撃群や米軍、オランダ軍などと共同訓練を行い、今後も数週間QEと共同訓練予定であることをあげ、「自衛隊が海外で戦争する国づくり」が具体化されつつあると指摘。「横須賀を憲法違反の集団的自衛権を行使する拠点にさせてはならない」「憲法9条違反の武力による威嚇ではなく、外交による平和的解決を」と訴えました。


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