2021年8月25日(水)

コロナから命守る申し入れ

臨時施設の増設を

（写真）城間市長（右から３人目）に申し入れ書を提出する日本共産党市議団＝24日、那覇市役所

　新型コロナウイルスの感染爆発を受け、日本共産党那覇市議団は市役所で２４日、「オール沖縄」の城間幹子市長と面会し、全ての患者に症状に応じた必要な医療の提供、ＰＣＲ検査の大規模実施、ワクチン接種加速化、経済・雇用・生活支援の強化などを緊急に申し入れました。

　団長の古堅茂治、湧川朝渉、我如古一郎、前田千尋、西中間久枝の党市議全員で申し入れ書を提出しました。古堅団長は「命を守ることを最優先に、さらなる取り組みを」と訴えました。

　申し入れ書は、コロナ患者の入院問題について重症者や重症化リスクの高い人以外は「原則自宅療養」という方針の撤回を国に求めることや、医療機能を強化した宿泊療養施設、臨時の医療施設の大規模な増設、さらなる入院病床の確保を要請しています。

　医療機関への減収補填（ほてん）と財政支援、医療従事者の抜本的な待遇改善を国に要求し、感染が急増している子どもへの定期検査などを行い、学びと保護者への影響を最小限に抑えることなども求めています。

　城間市長は、オール沖縄の玉城デニー知事とも連携し、「できることは全て対応していく」と答えました。