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2021年8月19日(木)

パラ学校観戦中止求める

文科省に畑野・吉良両議員 子どもの命が最優先

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(写真)文科省の担当者(手前)に求める(奥左から)畑野議員、吉良議員=17日、国会内

 日本共産党の畑野君枝衆院議員、吉良よし子参院議員は17日、国会内で、東京パラリンピックの無観客開催の決定を受け、子どもたちを動員する学校連携観戦を中止するよう文部科学省に求め、認識をただしました。

 学校連携観戦をめぐっては、6月8日の参院文教科学委員会で中止を求めた吉良氏の追及に対し、萩生田光一文科相が「(無観客なら)子どもたちも行くことはできないのは当然だ」と答弁しています。

 畑野、吉良両氏が、文科相答弁の通り学校連携観戦はすぐに中止すべきだと指摘したのに対し、スポーツ庁の遠藤翼オリンピック・パラリンピック課長補佐は、「大臣答弁は、その時点で申し上げられることを申し上げただけ。1都3県(千葉、埼玉、静岡)の知事の強い要望を受けたので、地元の判断を尊重する」と、国会での文科相答弁を翻しました。

 畑野氏は「五輪の時よりも感染状況は深刻化し、子どもへの感染が急速に広がっている。文科省は自治体任せにすべきではない」と批判。吉良氏は「文科省は国会での答弁を尊重し、子どもたちの命を最優先に対応すべきだ」と主張しました。


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