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2021年7月14日(水)

五輪中止、最低でも無観客

ふなやま氏ら 宮城県知事に要請

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(写真)志賀部長(右)に要請書を手渡す(左側前列右から)ふなやま氏、天下県議、内藤氏、藤原氏=13日、宮城県庁

 日本共産党宮城県委員会と党県議団は13日、村井嘉浩知事に対し、オリンピックは中止し、最低でも完全無観客にするよう要請しました。

 要請には、党県新型コロナウイルス対策本部の、ふなやま由美本部長(衆院東北比例予定候補)や藤原益栄衆院宮城4区予定候補、内藤隆司衆院6区予定候補と県議団が参加しました。

 ふなやま本部長が応対した志賀真幸企画部長に要請書を手渡し、「県民の命を守ることとオリンピックは両立しません。宮城県だけが1万人もの観客で実施はありえない」と五輪中止・無観客を求めました。

 天下みゆき県議が趣旨を説明し、仙台圏でも感染が広がりつつあることを示し、県医師会や仙台市医師会、東北大学病院が連名で無観客を求め、仙台市の郡和子市長も組織委員会に要請する状況だと指摘し、「そもそも中止すべきだし、最低でも無観客を知事が決断すべきだ」と求めました。

 藤原氏は、宮城スタジアム近くの喫茶店の店主が、「開催中は、(感染が)怖くて誰も来ないので閉める」と言い、地元も歓迎していないと紹介。内藤氏は、「大会関係者やメディアが何人来るのかもわからない状況で感染対策などできない」と迫りました。


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