しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年6月29日(火)

全国革新懇が代表世話人会

「五輪より命」広げ抜こう

志位委員長、都議選の情勢語る

写真

(写真)全国革新懇の代表世話人会=28日、東京都内

 全国革新懇は28日、東京都内で代表世話人会を開き、大激戦の東京都議選をめぐる情勢や総選挙にむけた市民と野党の共闘などについて意見を交わしました。5月の総会で新しく選出された代表世話人が初めて参加。日本共産党の志位和夫委員長がオンラインで出席しました。

 都議選の情勢について志位氏は、告示後の大手6紙がコロナと五輪が「争点」と書くなど「五輪が大争点になってきた」と指摘し、街頭でも強い反応があると紹介しました。「中止は難しい」という声がある一方、新聞各紙の世論調査で開催反対が約6割に上る状況があると述べ、「五輪より命を大事にする政治を」「命を大事にしようとするなら中止が一番」との訴えを最後まで広げぬきたいと話しました。

 また、総選挙にむけた共闘を発展させるためにも、カギは国民世論・運動の力とともに、共産党自身が都議選で躍進することが重要だと述べました。

 東京都の代表世話人は「今回の都議選の結果は総選挙に直結し、これまでになく全国的意義が大きい。全国から大きな支援を」と呼びかけました。兵庫県の代表世話人は、県知事選で分裂した自民党と三つどもえでたたかっており、都議選と一緒に勝利したいと述べました。

 各分野から、「子どもの五輪観戦中止を求めるネット署名が3万人を超え集まった。選挙は政治を変えるチャンスだと広げたい」(新日本婦人の会)、「6万人への食料支援や都議選での対話を通じ、『青年は政治に興味がない』という状況は変化していると実感。一緒に行動し新しい政治をつくりたい」(民主青年同盟)、「職場での要求を各野党に届け、一緒に政治を変えようと共同を広げる取り組みを始めた」(全労連)などの発言がありました。

 11月に予定されている全国交流会についても話し合いました。


pageup