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2021年6月16日(水)

命無視の政権 退陣しかない

国会前で緊急抗議

総がかりなど

写真

(写真)「土地利用規制法案を廃案に」と抗議する人たち=15日、衆院第2議員会館前

 国会最終盤を迎え緊迫した15日、衆院第2議員会館前では総がかり行動実行委員会などが緊急抗議を呼びかけ、「国民の命と暮らしを無視する菅政権は退陣しかない」と怒りの声をあげました。

 集まった120人(主催者発表)の市民らを前に、あいさつした総がかり行動実行委員会共同代表の小田川義和さんは、東京五輪・パラリンピックの開催ありきでまともなコロナ対策を取らない菅政権を批判し、「これを失政と言わず何というのか。内閣不信任案の否決に抗議します」と訴え。都議選や総選挙へ向けた取り組みを強め、「自民党に代わる政治を、市民と野党で実現しよう」と語りました。

 日本体育大学の清水雅彦教授(憲法学)は、改憲への道を開く国民投票法案が成立したことに抗議し、総選挙で政権を代えるしかないと強調。地域ごとに、さまざまな共同が発展していると紹介し、「共闘をさらに進め、政治を変えましょう」と述べました。

 日本共産党、立憲民主党、社民党、参院会派「沖縄の風」の国会議員が参加。共産党の塩川鉄也衆院議員は、どの問題を見ても国民の命と暮らしを軽んじる菅政権は退陣しかないと述べ、「政権交代を実現して政治を根本から変えましょう」と呼びかけました。


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