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2021年6月9日(水)

保育待機児 大幅に減

マエダ氏に市長「引き続き」

那覇市議会代表質問

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(写真)代表質問に立つマエダ市議=7日、那覇市議会

 那覇市議会で7日、日本共産党のマエダちひろ市議が代表質問に立ち、「オール沖縄」の城間幹子市政の子育て支援などについてただしました。

 城間市長は、市の待機児童数が2016年度の559人をピークに今年4月1日現在、37人まで減少し、昨年度同時期の153人と比べても「大幅に減少している」と説明。保育所等の施設整備や保育士の確保・処遇改善などに努めてきており、「待機児童の解消に向け引き続き取り組む」と述べました。

 マエダ市議は、小学生以上の医療費窓口無料化で国が地方自治体に科す罰則の廃止を訴えました。国民健康保険への国庫負担が減額される同罰則は、来年4月から市が実施する中学卒業までの窓口無料の施策にも適用され、市の財政を圧迫します。

 新垣淑博・市こどもみらい部長は、財政健全化と施策の長期的な安定運営のため、同罰則について「県を通じ国に廃止を要望している」と述べました。

 マエダ市議は、経済的理由で生理用品が買えない「生理の貧困」について、無料の生理用品を学校や公衆トイレに設置するなどの積極的な対策も提案しました。宮城寿満子・市福祉部長は「(他自治体の)先進事例を参考に取り組んでいく」と答えました。


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