2021年5月17日(月)

大阪３区オンライン演説会

医師派遣　国に要請を

田村副委員長参加

（写真）大阪３区オンライン演説会に参加した田村氏（下）、わたなべ氏（左上）、井上氏

　日本共産党木津川南地区委員会は１６日、「大阪３区オンライン演説会」を行いました。弁士は、党副委員長・政策委員長の田村智子参院議員と、わたなべ結衆院大阪３区予定候補。田村氏は東京からの配信で参加しました。井上浩大阪市議が司会進行を務めました。

　田村氏は「大阪の感染状況で指摘しなければならないのは、変異株の責任にしたり、国民の努力不足の責任にしていたら駄目だということ」と強調。「なぜ大阪は国に医師の派遣を要請しないのか。兵庫県は要請して厚労省はＤＭＡＴ（災害派遣医療チーム）を送っている」と維新府政の責任は極めて重大だと批判。「感染爆発している大阪で医療従事者をどうやって増やすか、本気になって取り組むしかない」と訴えました。

　田村氏は、働く女性の７割が非正規であることに何の問題意識も持たないこれまでの政府答弁を批判。コロナ禍で女性の困難が看過できない状況だと指摘し「ジェンダー平等をキーワードに大きな運動を起こせば、最低賃金の大幅引き上げもぐんと前に進むと思います」と主張しました。

　わたなべ氏は「学校自体が密。子どもたちにとって学校に行くことが命がけ」という、ある高校教師の話を紹介。この３月に学校再開したイギリスでは、生徒もその家族も週２回の検査を定期的に行っていると指摘し、「安心して社会生活を行うには、大阪でも全国でもこうした対策が必要です」と訴えました。