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2021年4月15日(木)

予算委集中審議求める

野党国対委員長が一致

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(写真)野党国対委員長会談=14日、国会内

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国対委員長は14日、国会内で会談し、新型コロナウイルスの感染再拡大や、政府の東京電力福島第1原発の汚染水海洋放出決定、フジ・メディア・ホールディングス(HD)の外資規制違反など、山積する課題についてただす必要があるとして、菅義偉首相出席で予算委員会の集中審議の開催を求めることで一致しました。

 会談では新型コロナウイルスの感染が再拡大する中で、変異株検査の遅れなど政府の対策が後手に回っているとの認識で一致。汚染水問題については、海洋放出ありきで、地元の理解を得ないまま決定を強行した菅首相の説明を求めることを確認しました。

 また、フジ・メディアHDの放送法上の外資規制違反については、武田良太総務相が「放送法改正も視野に検討する」と発言しているとして、総務省の責任や今後のあり方について議論する必要があるとの認識で一致しました。

 立民の安住淳国対委員長は同日、自民党の森山裕国対委員長と会談し、集中審議の開催を求めました。森山氏は「持ち帰って検討する」と述べました。


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