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2020年3月9日(月)

女性の声 政治動かす

あかた・倉林両氏 「まちかどトーク」

京都

写真

(写真)街頭でトークする倉林氏(右)と、あかた氏(8日)京都市・河原町三条

 日本共産党京都府委員会は国際女性デーの8日、京都市の河原町三条(中京区)で、党ジェンダー平等委員会責任者の倉林明子副委員長・参院議員と、思春期アドバイザーの、あかたちかこ氏による街頭トークセッション「3・8国際女性デー まちかどトーク」を開きました。多くの観光客、買い物客の注目を集めました。

 看護師出身の倉林氏に「女性の世界から男性ばかりの政治の世界に移ってどうだったか」と、あかた氏が質問。倉林氏は、33歳で京都府議に初当選した当時は男性議員から名前で呼ばれず「お姉ちゃん」と呼ばれたエピソードを紹介。世界では「議会の半数を女性に」という大きな流れが起こっており、「議会は国民の声を鏡のように映すべきだが、まだそうなっていない」と現状を指摘しました。

 「新型コロナウイルス対策でも、国会に女性議員が多かったら、(多くの母親が困難を強いられる)『一律休校』みたいな方針も違ったのでは」と、あかた氏。倉林氏は「女性候補者を増やすためには、小選挙区制という制度を根本的に変える必要がある」と強調。フラワーデモなど女性たちの運動が刑法改正の流れをつくったことや、選択的夫婦別姓や同性婚などジェンダー平等でも野党共闘が進みつつある国会の状況を紹介し、「みんなの声が動かしている。一緒にがんばっていきたい」と述べました。


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