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2025年5月31日(土)

選択的別姓法案審議入り

衆院法務委で28年ぶり

 選択的夫婦別姓制度を導入する法案が30日の衆院法務委員会で審議入りしました。同委で選択的夫婦別姓導入の法案を審議するのは1997年以来、28年ぶり。昨年の総選挙の結果、制度導入に賛成の立場の議員が多数となる下、多くの市民、団体が制度導入を求め声を上げました。

 法案は立憲民主党、国民民主党がそれぞれ提出し、婚姻時に同姓か別姓かを選べるよう民法を改正する内容。立民案は子の姓を婚姻時に決め、国民案は婚姻時に定める戸籍筆頭者と子を同じ姓にします。一方、日本維新の会は旧姓の通称使用を法的に位置づける法案を提出しています。

 今後の質疑日程は同委理事会で協議中で、日本共産党の本村伸子議員は来週の同委での質疑や参考人質疑の実施を求めています。

 日本共産党の山添拓政策委員長は30日の記者会見で「徹底審議で選択的夫婦別姓導入が国民的な利益にかなうと分かるよう論戦に臨みたい」と述べました。(会見詳報)


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