2024年4月22日(月)
同性婚の法制化・ジェンダー平等…
私らしくをあきらめない
東京レインボープライド開催
田村委員長スピーチ
LGBTQなどの性的少数者が自分らしく生きられる社会の実現を目指すイベント「東京レインボープライド2024」が21日、東京都渋谷区の代々木公園で開かれました。
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今回のテーマは「変わるまで、あきらめない」です。日本初のプライドパレードが東京で開催されてから今年で30年。婚姻の平等やジェンダーギャップ指数などで世界から遅れをとっている中、自分らしく幸せに暮らせる未来のためにあきらめないという思いが込められています。
会場内には約300の企業・団体のブースが出展。キーホルダーやTシャツなどのオリジナルグッズの販売コーナーにも多くの人が列を作りました。
パレードには、主催者発表で約1万5000人が参加。「フロート」と呼ばれるカラフルに装飾された山車に先導され、多様な性を象徴する虹色の旗や横断幕を手に行進しました。
パレード参加は4回目と話すレズビアン当事者の会社員の女性(57)は、「沿道の人たちの反応はこれまで参加した中で一番あたたかかった」と強調。同性パートナーとの結婚を望んでいるとし、「日本でも同性同士が法的に結婚できるような仕組みを整えてほしい」と話しました。
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日本共産党から、田村智子委員長、山添拓、吉良よし子、伊藤岳の4人の参院議員が参加。田村氏はスピーチで、「私が私として生きていく、安心して生きられる社会のために皆さんと連帯して、全力でがんばりぬく」と決意を語りました。(スピーチ全文)