2024年4月22日(月)
安心して生きられる社会に
東京レインボープライド 田村委員長のスピーチ
日本共産党の田村智子委員長が21日、「東京レインボープライド2024」で行ったスピーチは次の通りです。
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みなさん、こんにちは。日本共産党の委員長になってやってまいりました。田村智子です。(歓声、大きな拍手)
昨年、この場所でみなさんにあいさつしたその直後に「LGBT理解増進法」をめぐって、まさかトランスジェンダーのみなさんに、偏見、差別の言葉のやいばが、政治の場で、国会の場で向けられるような事態になるとは思いもよりませんでした。みなさんのなかに怒りがいっぱい渦巻いていると思います。(「そうだ」の声)
しかし、みなさんはあきらめてはいない。いっぱい傷を負った法律であっても、この法律を土台として、理解を進める教育、研修、そして自治体などの取り組みなども大きくすすめようとがんばっておられます。そこに私たち超党派の議員連盟は連帯してがんばっていきたいと思っています。(拍手)
同性婚をめぐる札幌高裁の判決は、市民社会の変化を大きく表しています。婚姻の自由、法の下の平等、基本的人権の根っこの部分で同性婚を認めないのは違憲であると言った。これに政治がどう応えるのかが問われているのではないでしょうか。(「そうだ」の声)
ところが、ここでもすぐ、「伝統的家族のあり方」とか言う人たちがいます。その伝統とはなんですか、家父長制度ですか、家制度ですか。そんなものにいつまで縛られているのでしょうか。(「そうだ」の声、拍手)
そして選択的夫婦別姓についても、「さまざまな考え方がある」と言う。多様性があるから多様な家族をすべて法律のもとで平等に認めるということではありませんか。(「そうだ」の声、拍手)
私が私として生きていく、安心して生きられる社会のために、みなさんと連帯して全力でがんばり抜きます。ご一緒にがんばりましょう。ありがとうございました。(大きな拍手、歓声)