2023年10月24日(火)
ガザ連帯 世界でデモ
パリ1万5千人
イスラム組織ハマスへの報復としてパレスチナ自治区ガザにイスラエルが空爆を続けるなか、世界各都市で22日も、すみやかな停戦を求めてデモ行進や集会が行われました。参加者はイスラエルの空爆に怒り、ガザの市民に連帯するプラカードやパレスチナの旗を掲げました。(関連記事)
ロイター通信によると、フランス・パリでは、親パレスチナの集会が当局によって禁止されていましたが、初めて許可が下り、共和国広場には約1万5000人(警察発表)が詰めかけました。労働総同盟(CGT)や左翼政党「服従しないフランス」などが呼びかけました。
振られたパレスチナの旗が波打つなか、「ガザ、パリはあなたたちと共にある」と唱和。集会参加者は、「パレスチナの人々の自由を守るためにここに来た。ガザの現在の事態は容認できない」と訴えました。
ベルギーのブリュッセルでは、労組や市民団体が呼びかけた集会が欧州委員会の本部前で開催。約1万2000人が参加しました。参加者は▽即時停戦▽市民の保護▽ガザへの国際支援物資の搬入―をすみやかに実現するために最大限の努力をするようベルギー政府と欧州連合(EU)に迫りました。
欧州ではこのほかストックホルム(スウェーデン)、サラエボ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)、コペンハーゲン(デンマーク)などの各都市で、アジアではクアラルンプール(マレーシア)、中米ではメキシコのメキシコ市、中東ではアンマン(ヨルダン)でパレスチナ連帯のデモ・集会が行われました。








