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2022年12月8日(木)

水戸・つくば 当落線上

茨城県議選 取手は新人が猛追

 一票を争う大激戦となっている茨城県議選(11日投開票)は、8日から最終盤に突入しました。(関連記事)

 日本共産党の現職、江尻かな(水戸市・城里町区)、山中たい子(つくば市区)両候補、新人の佐野太一(取手市区)、川崎あつ子(東海村区)両候補は連日駆け巡り、開発優先の県政転換を訴え。来春の統一地方選を占う前哨戦で党躍進を必ず勝ち取ろうと、候補者を先頭に党と後援会の猛奮闘が続いています。

 江尻候補は「東海第2原発の再稼働に“待った”をかける県議会の役割がどうしても必要だ」と、知事に廃炉を迫る党議席の絶対確保を力説。山中候補は、市内で不足する県立高校の新設が“オールつくば”の要望だとして、「7700人分の請願署名で紹介議員となったのは私だけ。学ぶ権利、子どもの未来を守るために新設の願いを託してほしい」と呼びかけ、佐野候補は学校給食費や子ども医療費の完全無償化、何でも相談できるワンストップ相談窓口の設置をあげ、「全国8位の財政力を医療や福祉・教育に生かす県政に変える」と訴えています。

 現職の江尻・山中両候補は“当落線上”を争う文字通りの大激戦。取手市区は、自民現職2陣営が前法相の辞任で“逆風”と判断する中で佐野候補が猛追。東海第2再稼働ストップを訴える川崎候補は、原発推進の自民現職と一騎打ちで論戦は旗幟(きし)鮮明です。

 党県委員会は宣伝で勢いを示すとともに、対話の総量を飛躍させて支持拡大と一体に共産党の政策を届け切ろうと呼びかけています。


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