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2022年12月8日(木)

山中候補 激烈な争い

県立高校新設へ全力尽くす

茨城県議選 つくば市区

 「県立高校の新設へ全力を尽くしたい。大変厳しい選挙、つくばの願いを届ける議席を何としても勝ち抜かせてください」―。大激戦となっている茨城県議選(11日投開票)で、5期目をめざす日本共産党の山中たい子候補(つくば市区)が猛奮闘を続けています。


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(写真)聴衆とグータッチする山中たい子候補=7日、茨城県つくば市

 県のつくばエクスプレス沿線開発で人口が急増する同市。県立高校が足りず、市内の中学生の多くが市外や私立高校への進学を強いられています。自転車での長距離通学や高額のスクールバス代は生徒や保護者の負担に。県立高校の設置は市民の“悲願”です。

 「7000人を超える請願署名の紹介議員になってくれたのは山中さんだけだった。本当に大きな役割を果たしてくれた」―。12月の定例県議会。高校新設の署名運動を展開した市民団体「つくば市の小中学生の高校進学を考える会」の片岡英明代表(72)は語ります。「中学卒業生の6人に1人しか市内の県立高校に通えないと県に認めさせたのは、山中さんの再々質問だった。これは子どもたちの苦労を県も分かっているということ」。請願は継続審査となり事実上の廃案になる中で、山中候補は「市民の願いを真っすぐ受け止めて、高校設置を引き続き求める」と力説。片岡さんは「山中さんがいなければ請願署名すら出せない状況だった」と振り返り、つくば市の願いをまっすぐ届ける山中候補に期待を寄せています。

 同区は定数5に現職4人、新人4人の計8人が立候補する熾烈(しれつ)な争いです。自民現職は票固めに奔走。公明は新旧交代の女性元市議、「つくば市民ネットワーク」の元女性市議に加え、前回市議選でトップ当選の男性前市議、今年の参院選で維新から出馬した女性が無所属で立候補するなど、新人が乱立。1票を争う激戦になっています。党県闘争本部は山中候補が当落線上を争っているとし、つくば市の願いを託せる山中候補の実績と党議席の値打ちとともに、さらに対話を広げ宣伝戦・組織戦で大飛躍をつくろうと訴えています。


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