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2022年11月20日(日)

共闘発展へ踏み出そう

全国革新懇が交流会

田村副委員長が講演

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(写真)講演する田村智子副委員長=19日、東京都千代田区

 平和・民主・革新の日本をめざす全国の会(全国革新懇)の「地域・職場・青年革新懇全国交流会」が19日、東京都内で始まり、初日の全体会では市民代表の連帯あいさつ、日本共産党の田村智子副委員長らの講演に続き、各地代表の発言が行われ、「市民と野党の共闘の新たな発展へ踏み出そう」と意見が交わされました。(講演の詳報)

 小田川義和代表世話人が問題を提起し報告。「『潮目が変わった』と言われる世論の変化が起きている」「市民の立ち上がりが今後のたたかいの展望を広げ前に進める力となる」と述べました。

 全国市民アクションの大江京子、市民連合の広渡清吾両氏があいさつしました。

 講演で田村氏は、岸田政権が行き詰まりと危機を迎え、政治情勢の潮目が変わるなかで、統一協会(世界平和統一家庭連合)、物価高騰、大軍拡などの直面する課題に関わって、「各分野の運動をつなぐ革新懇運動の役割がいまこそ問われている」と強調。志位和夫委員長の党創立100周年記念講演を紹介しつつ、「多様な『一点共闘』が相互に連帯する『要』として革新懇運動が果たした歴史的役割を確信にしたい」と語りました。

 その上で、野党共闘の再構築の力は緊急の一致点で国民的運動を発展させることにあると強調し、「行き詰まった政治を市民と野党の共闘の力で切り開き、政治の夜明けを勝ち取ろう」と呼びかけました。

 ジャーナリストの伊藤千尋氏が岸田政権の軍拡・改憲の動きに警鐘を鳴らし、杉並区長選挙で岸本聡子氏の選対本部長を務めた内田聖子氏は「革新自治体の流れをつくっていきたい」と語りました。

 各地の革新懇の代表は、さまざまな市民の要求をもとに運動を発展させてきた経験を次々に報告しました。

 活動空白期間を経て7月に再建した長崎県革新懇は「早速活動に取り組み順調な滑り出しだ」と発言。革新・愛知の会はジェンダーや気候危機問題に取り組む若者の活動を紹介し、「今の政治を変える新しい力になっている」と語りました。


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