2022年9月8日(木)
沖縄県民の力 国に示そう
知事選 きょうから「三日攻防」
デニー知事必勝訴え
大激戦の終盤戦に突入した沖縄県知事選(11日投票)。勝敗を決する「三日攻防」を前にした7日、玉城デニー知事は「オール沖縄」勢力が勢ぞろいした県庁前での総決起集会で訴えました。デニー知事は何としても再選を果たし、「これが沖縄県民の力だと政府に堂々と申し上げたい」と力強く表明。知事選と同日投票の県議補選や沖縄の地方議員選、宜野湾市長選での勝利も訴えました。(デニー知事の演説要旨)(連帯メッセージ)
![]() (写真)勝利のためにがんばろうと決意を固める玉城デニー知事(中央)、上原カイザ県議候補(右端)、翁長雄治那覇市長予定候補(中央奥)、山川仁豊見城市長(後列左から2人目)ら=7日、那覇市 |
デニー知事は、今回勝利することは県民一人ひとりの勝利であり米軍新基地阻止などに向け「諦めないことは勝つことだ。勝つのは皆さんだ」と強調。県政の未来のための4年間、政府に対して新基地反対を訴える民意を示す4年間をあきらめない重要性を訴えました。
街頭演説に参加し、期日前投票でデニー知事に投票したことを知らせてくれた高校生の演説に触れ、寄せられる一票一票を「絶対に大切にしたい。勝利に全身全霊を込めて報いていきたい。ぜひ一緒に勝ちましょう」と力を込めました。
県議補選(那覇市・南部離島区・定数1)で奮闘を続ける「オール沖縄」の上原カイザ候補は、「新基地を容認することは米軍基地から派生する事件・事故も容認してしまうことだ。だから私は容認できない。(勝利のため)最終最後まで駆け抜けます」と訴えました。
城間幹子那覇市長は、「保革を超え、平和な誇りある誰一人取り残さない沖縄らしい優しい社会を実現するための、いよいよラストスパートだ」と訴え。10月の那覇市長選に立候補する翁長雄治氏は、来る投票日を、新基地反対など「県民の民意を改めて政府に突き付けていく日にしていこう。必ず勝ち上がろう」と訴えました。
山川仁豊見城市長、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、参院会派「沖縄の風」の伊波洋一議員、県議会与党会派代表、労働者・平和を願う女性・若者・子育て世代の代表らもマイクを握り、デニー知事必勝に向けた思いを訴えました。









