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2022年6月16日(木)

2020年度決算 市田氏が最後の討論

議場は与野党超えた大きな拍手

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(写真)討論に立つ市田忠義議員=15日、参院本会議

 今期で引退する日本共産党の市田忠義議員は15日の参院本会議で、2020年度決算などへの最後の反対討論に立ちました。(反対討論要旨)

 市田氏は、自公政権が労働法制の規制緩和、社会保障の削減、消費税増税を繰り返してきたことをあげ、「四半世紀の政治をふり返ってみれば、自民党政権が進めてきた新自由主義と戦争国家への道はいま、国民の生命・安全と到底両立しえない地点にきていると言わざるを得ない」と指摘。「その大本には、米国追随、財界の利益第一という政治のゆがみがある。日本共産党は、そこにメスを入れて、政治の根本的転換をはかる」と強調しました。

 市田氏は、戦前、治安維持法に反対して右翼の凶刃に倒れた山本宣治の“民衆の政治運動とは代議士のみに任するものではなく、議会外にも活動を要する”などとした言葉を紹介。最後に「議員ではなくなっても引き続き、市井にあって、日本の平和と民主主義の向上のために生ある限り力を尽くしていく」と決意を語ると、議場は与野党を超えて大きな拍手に包まれ、他党議員から「お疲れさまでした」などの声があがりました。


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