しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年5月12日(木)

大幅賃上げ勝ち取ろう 全労連・春闘共闘の中央行動

憲法いかし生活守れ

日比谷集会 各団体が決意

写真

(写真)すべての労働者の大幅賃上げなどを勝ち取ろうと決意を固めた中央総決起集会=11日、東京都千代田区

 日比谷野外音楽堂で開いた「憲法いかし、いのち・くらし・雇用・生業(なりわい)守る中央総決起集会」で各団体の決意表明や行動提起が行われました。

 生協労連・大阪いずみ市民生協労組の余宮雅幸書記長は、「全国一律最賃を求める署名をこれまで最高の1500人集めた。街頭や地域に出て取り組み、対話して集めた」と報告し、全国一律1500円をめざすと力をこめました。

 全教の檀原毅也書記長は「教員不足で『教育に穴があく』事態だ。教員削減、長時間労働の職場にしてきた政府の誤りだ。35人学級のように声を上げ共同を広げていく」。

 福祉保育労東京地本の佐々木和子書記長は「ストを構え17分会でベースアップを獲得した。しかし、政府の補助金9000円では足りない。改憲や福祉削減に反対していく」と強調しました。

 全労連青年部の丹羽秀徳副部長は、「国家公務員の高卒1年の給与は時給換算で896円。最賃の全国加重平均930円を下回る。民間労働者と連帯し、大幅賃上げを求めていく」と語りました。

 農民連の長谷川敏郎会長は、「コメ作りをやめる田んぼが目立つ。ウクライナ危機で食料自給率向上こそ必要だ。農政を転換させる運動を広げ参院選で流れを変えたい」と述べました。

 黒沢幸一事務局長が行動提起し、春闘前半のたたかいにふれ「声をあげれば動かすことができる」と強調。賃上げ闘争を強め、人事院勧告や最賃闘争を提起しました。

 ロシアの侵略や、これに乗じた改憲を許さない運動を広げ、参院選で改憲勢力に3分の2を取らせない取り組みを呼びかけました。


pageup