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2022年5月10日(火)

全国都道府県委員長会議

小池書記局長が討論のまとめ

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(写真)結語を述べる小池晃書記局長=9日、党本部

 日本共産党の小池晃書記局長・参議院選挙闘争本部長は9日の全国都道府県委員長会議で討論のまとめを行い、報告が積極的に受け止められ、とくに「支配勢力による攻撃と、それに正面から立ち向かう党の活動のせめぎあいの中でとらえる」という見方、「危機に乗じた大逆流に立ち向かい、押し返し始めている」という現状評価が受け止められているのが特徴だと述べました。

 小池氏は、東京・渋谷区議がウクライナ問題で「自民党は9条で平和は守れないと言っていますが、どう思いますか」と切り出して読者を増やし、「疑問も出るけれど、幹部会報告の立場で話せば100%変えられる」と述べていることを指摘。「逆流をはね返していることに、お互いに確信をもって進もう」と呼びかけました。

 幹部会報告の読了が28%にとどまっているとして、「これが全体に広がれば、大きな力を発揮する」と強調し、「幹部会報告の徹底にしがみつき、100%やりきるまで全力をあげよう」と訴えました。

 小池氏は、対話のあり方について、「“共産党はウクライナで大変だね”という意見もありますけれども、どうですか」と攻勢的に切り出して対話を始め、疑問がでれば「はてな」リーフや「赤旗」号外で対話し、支持が広がっている経験を紹介。攻撃の影響で疑問を出す人も出発点は平和への願いがあるとして、出発点で共感し合えば必ず党の立場を理解してもらえると強調しました。

 また、広島市議が「攻勢的とは党の本当の姿を知ってもらう絶好のチャンス。日本共産党の誤解を解き、真実を知ってもらう。そのためには党自身が学ばなければならない」と語ったことに言及し、「こういう取り組みを全国で繰り広げていくことが必要だ」と語りました。その上で小池氏は、今度こそ期日通りに目標をやり抜くことを強調し、「5月末までに、1000万対話をはじめとする目標を必ずやりきろう」と呼びかけました。

 また民青同盟員の拡大の経験が発言されたとして、全国的には15年ぶりの前進をつくった昨年と比べても上回って前進していると報告し、「すべての都道府県で飛躍を勝ち取ろう」と述べました。

 その上で、「党員拡大、世代的継承をにぎって離さずすすもう」と呼びかけ、「選挙勝利にとっても、党の未来にとっても、選挙だからといって絶対に中断させるわけにはいかない取り組みだ」と強調。「参院選勝利・躍進の取り組みの中で、質的・量的に強い党をつくっていくことに全力をあげて取り組もう」と訴えました。


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