しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年5月6日(金)

真ん中世代×たけだ議員

長野で交流

高い教育費・理不尽な校則・コロナ禍・ウクライナ…

写真

(写真)真ん中世代のオンライントークに参加するたけだ議員(左)=4月29日

 学業、仕事、子育て、介護などに奮闘する20~50代の「真ん中世代」。日本共産党のたけだ良介参院議員・比例予定候補は4月29日、党長野県委員会主催の真ん中世代オンライントークで、自身も42歳の同世代として多彩な話題を交流しました。

 たけださんの政治活動の原点が高学費問題です。「高校生の時、理不尽な校則に反対した先生を見て教員を志した」というエピソードも。教育問題の質問が複数あがりました。

 たけださんは高すぎる教育費の負担について「政府の奨学金や助成金制度は対象を限定している。学ぶ権利は誰にもあると訴えたい」と話しました。

 高校生の子を持つ母親は、理不尽な校則をどう考えるか質問。たけださんは「中学生の息子の生徒手帳に『ツーブロック禁止』とあった。東京都議会で党都議団が追及して正した。長野県でも『清掃中はしゃべらない』といった校則が残る学校がある。理不尽な校則に声を上げるのは子どもたちへの希望にもなる」と答えました。

 医療従事者の男性はコロナ禍を収束させるために何が必要かと尋ねました。たけださんはワクチン接種強化や地域医療充実などの政策を説明。男性は納得し「現場はコロナ対応で忙しく厳しい状態」と改善を求めました。

 たけださんは「医療現場の大変な実態と世間の認識に差がある」と受け止め、医療機関の公的支援拡充などの課題を述べました。

 「党議員でよかったこと、できたことは」との問いにたけださんは、台風19号の被災住民が要望した頑丈な堤防建設の実現をあげました。「堤防の充実は部分的解決で、治水対策の根本的解決には政権交代が必要。参院選躍進を第一歩にしたい」と意気込みました。

 最後に「戦争を始める社会は医療、介護、福祉、教育が削られる」として、自民や維新などのウクライナ問題を利用した改憲や軍拡、「核共有」の議論を批判。創立100年、反戦平和を貫く日本共産党を大きくしてほしいと呼びかけました。


pageup