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2022年4月25日(月)

火災片付け支援ぜひ

北九州 田村貴昭氏に旦過市場業者

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(写真)旦過市場の火災で建物が焼け落ちた現場を見る田村氏(右から2人目)=24日、北九州市小倉北区

 北九州市小倉北区の旦過(たんが)市場の火災で、日本共産党の田村貴昭衆院議員は24日、復旧に向けた要望を被災者から聞こうと、党市議団の現地調査に高瀬菜穂子県議と共に同行しました。

 19日に起きた火災では、およそ40店舗、1600平方メートルが焼損。人的被害は報告されていません。同市場では、建物や護岸の老朽化や浸水被害の改善のため市の再整備事業計画が進められていました。

 一行は、市の担当者の案内で建物全てが焼け落ちた被災地を視察。被災業者に加え、被災を免れて営業を再開した店舗を訪ね、「再建に向けた課題と要望を聞かせてほしい」と語りかけました。

 70代の女性店主は、建物が崩れる危険もある中、他の被災業者ががれきの片付けに来てくれている状態で、ごみ袋費用も自己負担だと述べ、「もっとひどい被害を受けた人もいる。片付けに(行政が)力を貸してくれたらみんなも助かる」と話しました。がれき撤去の他に、元の場所での仮店舗、電源確保、焼け跡の警備などの要望が寄せられました。

 田村氏は「再整備事業の中での災害で、その枠組みの中での行政の取り組みが必要。2度3度と訪ねて刻々と変わる要望を聞き、市議団、県議団と連携して被災業者に寄り添う支援の後押しをしたい」と話しました。


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