しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年4月23日(土)

基地のない豊かな街へ

沖縄市長選あす投票 モリ山候補全力

写真

(写真)街頭宣伝で訴える、モリ山候補=22日、沖縄県沖縄市

 沖縄県沖縄市長選はあす24日が投票日です。「オール沖縄」の玉城デニー知事と連携し、市民に寄り添い基地のない平和な沖縄市をめざす、前市議で「人にやさしいまちづくり市民の会」のモリ山政和候補(73)は22日、岸田自公政権いいなりの現職との一騎打ちを制するため、全力で市内を駆け巡り、支持を訴えました。

 モリ山候補は、「市民の血と汗がにじんだ税金を、しっかりと人、地域、仕事づくりに最大限に投資する」と述べ、市民所得が少なく、広がる格差を「直ちに解消する」と力を込めました。

 18歳までの医療費無償化や学校給食費無償化、学習支援員・特別支援教育支援員の大幅増員、返済義務のない給付型奨学金の拡充などを行うことで子どもたちの教育格差を解消して人材を育てると訴えました。

 市民生活に直結しない大型公共工事をやめ、「小さな再開発」で市内の中小業者の仕事を増やすことなども公約し、「市民所得の10%以上アップを実行する」と強調。「着実に歩める沖縄市をみんなでつくっていこう」と呼びかけました。

 モリ山候補の街頭宣伝に参加していた同市山里在住の女性(75)は、キャンプ・キンザー(米軍牧港補給地区)から倉庫群の移設を受け入れた現市政や、市民に大きな被害をもたらしているにもかかわらず強化されている米軍嘉手納基地(同市など)に憤り、「絶対負けられない選挙だ。モリ山候補必勝へ最後まで頑張りたい」と話しました。


pageup