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2022年4月22日(金)

女性議員を増やそう

東京の議員ら 内閣府に要請

 議会の半数を女性にと熱望し、「男性偏重の一強政治を生む小選挙区制中心の選挙から、民意を反映する比例代表制中心の選挙をめざそう」等を柱とする「名古屋宣言」の実現を求め、瀬野喜代前東京荒川区議、女性政策研究家の三井マリ子元東京都議、山崎たい子東京北区議、よだかれん東京新宿区議らは18日、内閣府男女共同参画局へ要請を行いました。

 同宣言は、女性参政権76年を記念して10日に名古屋市内で行われた集会「増やそう!女性議員を」(主催「楽しく比例制をめざす会」)で採択されたもの。

 参加者は「女性差別撤廃条約は特別措置や立法を含むあらゆる措置を求めている。比例代表制は女性が当選しやすい制度であることは1980年代にすでに証明されている。日本では比例の枠ですら250から180、176とどんどん減らされ、女性に不利になっている」「比例代表制は多様性を生む大事な制度。議員に対する票ハラ(有権者が投票への見返りにさまざまな要求を迫るハラスメント)を世間の人は知らないので、さらに周知をはかってほしい」と発言。政府に対し、女性議員を増やして男女平等にしようという政治的意思を持ち、比例制やクオータ制を進めることなどを要請しました。

 日本共産党の本村伸子衆院議員が同席しました。


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