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2022年4月22日(金)

モリ山候補の勝利必ず

激戦の沖縄市長選 小池書記局長訴え

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(写真)訴えるモリ山候補(右から4人目)と(右から)宮城、翁長、小池、(左から)比嘉、塩村の各氏=21日、沖縄県沖縄市

 沖縄県沖縄市長選(24日投票)で、岸田自公政権が総力支援する現職と激しい一騎打ちをたたかう、「人にやさしいまちづくり市民の会」のモリ山政和候補(73)の大街頭演説が21日、同市内で開かれ、日本共産党の小池晃書記局長が応援演説し、「勝敗を分ける三日攻防。オール沖縄の力でモリ山候補を何としても勝たせよう」と訴えました。

 小池氏のほか、立憲民主党の塩村あやか参院議員、社会民主党の宮城一郎沖縄県連合幹事長、沖縄社会大衆党の比嘉京子副委員長、「新しい風・にぬふぁぶし」の翁長雄治幹事長らモリ山候補を推薦する各政党・団体がそろって必勝を訴え、雨の中集まった市民は、最後まで頑張ろうと誓い合いました。

 小池氏は、1人当たりの市民所得が県内41市町村中下から3位だと指摘し「現職が『公約9割成就』を言うが、9割成就してこの体たらくなら代わってもらうしかない」と強調。学校給食費無償化、18歳までの医療費無償化を掲げるモリ山候補に「子どもの貧困問題を解決してもらおう」と訴えると、市民から「そうだ」の大きな声がかかりました。

 小池氏は沖縄市の34%を米軍基地が占め、嘉手納基地の爆音に市民が苦しめられ、同基地を通る大工廻(だくじゃく)川から高濃度の有害な有機フッ素化合物PFOSが検出されたことを指摘。「爆音のない沖縄市を。環境を守れ。これが党派を超えた市民の声ではないでしょうか」と述べ、「キャンプ・キンザー(米軍牧港補給地区)から倉庫群の移設を受け入れた日米両政府言いなり市長では市民の声を届けることはできない。『基地をなくせ』と訴えるモリ山さんで市民の苦しみのない沖縄市をつくろう」と訴えました。

 ロシアのウクライナ侵略に乗じた憲法9条改定や日米同盟強化論について、日米同盟強化・基地強化では標的になるだけだとし、「命(ぬち)どぅ宝。これが沖縄の心、9条の心だ。9条を守り広げ、沖縄市を平和の街にするため党派を超えて力を合わせよう」と強調。「合言葉は『勝つ方法はあきらめないこと』。最後まで全力を尽くそう」と呼びかけました。

 モリ山候補は「子どもたちが厳しい状況にあるなか、市長を代えてくれとの大きな声が聞こえてくる。市民所得10%アップ、人への投資へ沖縄市をチェンジしよう」と気迫を込めて訴えました。

 小池氏は街頭演説後、日本共産党中部地区委員会の決起集会に参加し、モリ山候補勝利を訴えました。


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