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2022年4月21日(木)

盛り土規制法案可決

共産党提起が野党修正案に

衆院委

写真

(写真)質問する高橋千鶴子議員=20日、衆院国交委

 盛土規制法案(宅地造成法規制改正案)が20日の衆院国土交通委員会で採決され、日本共産党、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会、れいわ新選組、有志の会の6会派が共同で提出した修正案に与党も賛成し、全会一致で可決されました。

 6会派による修正案がまとまったため、日本共産党、立憲民主党、れいわ新選組、有志の会の4会派が先に共同で提出していた修正案は取り下げられました。

 6会派が共同で提出した修正案は、法施行後、5年以内に盛り土等に関する工事、土砂の管理等にかかる規制の在り方について検討を加えることを盛り込んだもの。日本共産党が盛り土規制と建設残土管理を一体で整備するよう主張し、修正案を準備してきたことがベースとなり、4会派共同の修正案が提出・質疑され、それを踏まえて6会派共同による修正案となりました。

 日本共産党の高橋千鶴子議員は討論で、盛り土規制について、全国一律の規制と立法化が待たれる一方、規制区域の設定や建設残土の管理をめぐっては有識者会議や参考人からも意見が出されていたと指摘。4会派の修正案が審議されたうえで「6会派共同による修正案に実ったことは大いに歓迎したい」と述べました。


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